Galaxy S26は類を見ない「当たりスマホ」となるかもしれません。詳細は以下から。
◆世界初の2nmプロセスでGalaxy S26「世界最高性能」へ
韓国メディア「Business Post」の報道によると、Samsung初の2nmプロセス「SF2」を活用した次世代プロセッサ「Exynos 2600」の開発が順調に進んでいるそうです。
すでに設計から製造へ移行する「テープアウト(量産前試験生産段階)」の準備も終えたとのこと。なんと現時点で30%以上の歩留まり(=良品率)を達成しているとされています。
Samsungは3nmプロセス(SF3)からリーク電流の問題などを改善した「GAA(Gate-All-Around)」トランジスタ構造をTSMCに先んじて採用しており、2nmでは処理能力が12%、エネルギー効率に至っては25%も向上する見通し。
つまりGalaxy S26は3nm止まりのiPhone 17 ProやSnapdragon 8 Elite 2搭載のAndroidスマホを上回る高い処理能力と低い消費電力、そして低発熱を兼ね備えた世界最高性能を実現するわけです。
◆プロセッサの開発体制をAppleのように変更か
また、現在Exynosシリーズの開発はSamsungの半導体部門が手がけていますが、スマホ部門に移転する案が検討されているとのこと。
これはAppleのようにスマホ部門が直接プロセッサを設計した方がハードウェアやソフトウェアとの最適化が進めやすく、Galaxyのユーザー体験がより快適になるため。
背景にはGalaxy S25発売までに「Exynos 2500」の開発が間に合わず、多額の営業損失を出してしまったことが挙げられています。
車載やウェアラブル用途、そしてPixelシリーズの「Tensor」のような他社への供給など、Galaxyシリーズ以外の事業への影響を懸念する声もある開発の移管。
しかしiPhoneはもちろん、Huaweiもスマホ部門がプロセッサの設計を手がけることで快適な操作性を実現できていることを踏まえると、理にかなった話ではないでしょうか。
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