新型廉価版Pixel 9a『ガッカリ性能』の可能性、大画面化やカメラ、デザイン刷新もPixel 7aすら下回る処理能力に


まもなく発売される「Pixel 9a」に、非常に気になる情報がもたらされました。詳細は以下から。

◆Pixel 9aのベンチマークスコアが流出
まず見てもらいたいのがPixel 9aのものとされるベンチマークスコア。技術系YouTuberのSahil Karoul氏が公開したもので、AnTuTu BenchmarkとGeekbenchの2種類があります。

AnTuTu Benchmark v10.4.4のスコアは1049844。

これは昨年12月に発売されたMNP利用時3万5300円の格安スマホ「Xiaomi 14T(左)」だけでなく、現行モデル「Pixel 8a(中央)」を下回る数字。ただでさえ低かったPixelシリーズのスコアが新機種にもかかわらず下がっています。

本体温度はベンチマーク中に最大11.2度上昇して40度に。バッテリーがわずか4%しか減っておらず、消費電力が抑えられている印象です。

Geekbench 6のベンチマークスコアはシングルコア1530、マルチコア3344。

なんとPixel 7aにマルチコア性能で引けを取る結果です。いくらなんでも事実ではないと信じたいところですが……

Pixel 8 Pro:シングルコア1774、マルチコア4552
Pixel 7a:シングルコア1446、マルチコア3706

◆デザイン刷新が影響か
いくらなんでも低すぎるため、目を疑わざるを得なかったPixel 9aの処理能力。

もしこれが事実であるとするなら、考えられるのがデザイン刷新の影響。先日流出した本体動画からも分かるとおり、Pixel 9aはPixel 9の巨大なカメラバンプを無くしたフラットなデザインになる見込みです。

また、6.1インチから6.3インチに大画面化するほか、バッテリーが4492mAhから5000mAhへ大型化するなど報じられていますが、本体をスリム化して部品を詰め込んだ場合、もっとも問題となるのが本体の排熱が追い付かなくなること。

つまり意図的に処理能力を落とすことで、本体の発熱を抑えるよう設計してある可能性があるわけです。

 

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