Google最新スマホ「Pixel 9a」の発売が延期された理由が明らかになりました。
『部品の品質問題』とのことでしたが、かなり根深い内容です。詳細は以下から。
◆Pixel 9a、主要部品に発熱問題
テック系メディア編集者が明かしたところによると「非常に注目度の高い携帯電話」の発売が見送られた理由は、発熱の問題が顕著なためであるそうです。
とりわけカメラ周りの発熱がひどく、バグを修正するアップデートを施した上で4月に発売される見込みとのこと。
投稿者はリプライで「Don't Google it(ググっちゃだめよ)」と茶化しており、該当する機種がPixel 9aであることをほのめかしています。
◆カメラバンプ解消の新デザインや旧モデム採用が問題か
一般的に「プロセッサ」「カメラ周り」が発熱しやすい傾向にあるスマートフォン。
Pixel 9aのカメラ部分が発熱しやすいのは、ひとえにカメラの出っ張りを無くしたフラットなデザインを採用したことが影響していると考えられます。
あまりの大きさに賛否両論あるPixel 9シリーズのカメラバンプ。ここまで大きいのは、排熱を促すためでもあるようです。
コストカットのため、「Pixel 6」と同じつながりにくくて消費電力(=発熱)も大きな旧型モデムを搭載したPixel 9a。
ただでさえ発熱しやすいTensor G4、排熱スペースを簡略化してしまったカメラなど、ハードウェア側の問題が多すぎるような気がしてなりませんが、ソフトウェアアップデートでなんとかなるのでしょうか……?
・関連記事
Pixel「GPU超強化アップデート」でゲームが快適に、Pixel 6aすら9 Proを圧倒する処理能力を実現 | Buzzap!
Pixel 10「Tensor G5」高性能GPU搭載に、レイトレーシング対応で『ゲームに弱い』汚名ついに挽回 | Buzzap!
Pixel 9「処理能力、消費電力、発熱すべて一人負け」の型落ち性能に、Pixel 10のTensor G5はTSMCの3nmプロセスで製造へ | Buzzap!