スマホを末永く運用する上で避けては通れないバッテリーの管理をきめ細やかに行ってくれる機能が、近日発売予定の「Pixel 9a」を皮切りに実装されます。詳細は以下から。
Google Pixelヘルプページによると、Pixel 9aには「バッテリーヘルスアシスタンス」機能が搭載されるそうです。
バッテリーヘルスアシスタンスは充電サイクルが200回を超えると発動し、1000回に至るまでの間、徐々に最大電圧(=使用可能な容量)を調整するというもの。オンオフは選べず、強制的に実行されます。
これによりスマホの稼働時間は少しずつ減っていくほか、充電速度が多少遅くなる可能性があるものの、引き換えにバッテリーの品質を維持し経年劣化を防げるとのこと。なお、充電サイクルが1000回を超える場合は交換が推奨されています。
また、老舗海外メディア「9to5Google」がGoogleから得た回答によれば、この機能はPixel 9aのみならず、今年後半からソフトウェアアップデート「Pixel Drop」で一部機種に実装予定とのこと。過去モデルの場合はユーザー操作でオンオフの設定ができるとのことです。
さらに、「Android 16」ではバッテリーの健康状態を可視化して確認できる機能も追加予定。Androidでいち早く7年の長期サポートを打ち出していたPixelの強みが一層生きることになりそうです。
・関連記事
Pixel 9a「日本だけ発売先送り」に、『1円スマホ』規制などが影響か | Buzzap!
Pixel「GPU超強化アップデート」でゲームが快適に、Pixel 6aすら9 Proを圧倒する処理能力を実現 | Buzzap!
Pixel 10「Tensor G5」高性能GPU搭載に、レイトレーシング対応で『ゲームに弱い』汚名ついに挽回 | Buzzap!