『PixelがiPhoneにAIでマウントを取る広告』公開、AIで苦戦のAppleにGoogleが渾身の煽り


「iPhone 16」発売時に公開が間に合わなかったのみならず、その後も開発が遅れ続け集団訴訟まで起こされてしまったAppleのAIを煽り倒す広告が公開されてしまいました。なんとGoogle公式です。詳細は以下から。

◆だいぶギリギリなラインのCMが公開
まず見てもらいたいのがGoogle公式のX(旧Twitter)アカウント「Made by Google」で公開された、新機能「Gemini Live」のCM動画。休日にiPhoneとPixelが仲良く「ズッ友寿司」なる寿司屋に訪れたという設定のようです。

挨拶を済ませたあと、iPhoneが唐突に『あなたにはGemini Liveがあるが、私にはないから一緒に居て心強い』とため息を吐くような仕草とともに発言。PixelにGemini Live機能を使うよう促します。

Gemini Liveを起動したPixelは寿司ネタの数々をカメラに捉えただけで次々と解説。ハマチのような一見わかりにくいものも的中させるほか……

イクラの味や食感、玉子の作り方まで丁寧に答えています。

最後は興奮して身を乗り出したiPhoneが横転。Pixelがカメラに写った光景を『枝豆の皿に載ったiPhoneだ』と正確に分析して締められました。

◆ついに大々的に煽られてしまったApple
仲睦まじいやり取りをコミカルに描いている反面、内容は『iPhoneにない機能でPixelがマウントを取る』というこれ以上ないくらい直球な今回の広告。

Made by Googleでは過去にも何度かiPhoneとPixelがやり取りをする内容のCMを公開しており、どれも流れこそ同じですが、表現はもう少しおとなしめでした。

ここまで攻め攻めになったのはAppleが当初予定していたAI機能すら実現できないのに対し、Googleは新機能を次々と実装しているという状況が大いに関係していると考えられます。

Apple Intelligenceを取り巻く問題はファンから多くの失望を買っているだけに、早期解決してしっかり競合として戦える状況になってほしいと願わずにはいられません。

 

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