折りたたみスマホの実質的な先駆者だったものの、後発の中国メーカーにシェアを大きく奪われているのが現状のSamsungが一転攻勢を仕掛けるようです。詳細は以下から。
◆今年のGalaxy Z Foldは超薄型
未発表スマホに関する確度の高い情報を発信しているIce Universe氏によると、Samsungが開発中の「Galaxy Z Fold7」は従来と大きく違う形になるそうです。
Galaxy Z Fold7の寸法(展開時)は以下の通り。前機種に比べて表面積がかなり大きくなる一方で、厚さが5.6mmから3.9mmへ大幅削減されるとみられています。
Galaxy Z Fold6:高さ153.5×幅132.6×厚さ5.6mm
Galaxy Z Fold7:高さ158.4×幅143.1×厚さ3.9mm
さらに、上下のベゼルは1.9mmから1.0mmに、左右も1.2mmへと狭額縁化。つまり従来より大きな画面を備えつつ、薄くて扱いやすいボディに生まれ変わるわけです。
なお、Galaxy Z Fold6の正確な情報を事前にもたらした海外メディア「TechManiacs」の報道によると、Z Fold7は100ドル値上げされるものの、内部ディスプレイは7.6から8インチに、折りたたみ時の厚さは12.1mmから8.9mmになるとのこと。
あまりに現行モデルとかけ離れた形だったため、大手メディアも『にわかに信じられない』という見解を示していましたが、Ice Universe氏の証言により一気に現実味を帯びました。
『高いのに分厚い』『他機種に比べてこれと言った魅力がない』といった不評を一気に解消してくれそうなGalaxy Z Fold7。前年と同様に、今夏発表されるものとみられています。
・関連記事
Galaxy S25 FE「Dimensity 9400」搭載が選択肢に、廉価版ながらオリジナルに比肩する超高性能を実現へ | Buzzap!
Galaxy S26『2nm製造のExynos 2600搭載』現実的に、Snapdragon 8 Gen 1やExynos 2500の雪辱晴らしTSMC対抗へ | Buzzap!
【悲報】「折りたたみiPhone」37万円に、Touch ID復活や『真のAIスマホ』実現も信仰心が試されるアイテムへ | Buzzap!