Snapdragon 8 Eliteに匹敵する性能の独自プロセッサ「XRING O1(玄戒O1)」の製品化にこぎ着けたXiaomiの、次のターゲットが明らかになりました。
どうやらスマホ全体の価格を引き下げるべく研究開発を進めているようです。詳細は以下から。
◆Xiaomi独自開発さらに強化へ
開発中の最新スマホに詳しく、特にXiaomiやHuaweiなどについて確度の高い事前情報をもたらすDigital Chat Station(DCS)氏によると、Xiaomiが5Gベースバンドチップ(モデム)の自社開発を目指しているそうです。
これはクアルコムやMediaTekといった競合と遜色ないレベルの通信を提供するもの。実現すればXRING O1に続いて、今まで他社頼みだった主要部品を自前で手がけられるようになります。
◆スマホ本体の値下げに寄与する独自モデム
なお、ここで押さえておきたいのが自社製モデムがユーザーにもたらすメリット。
スマホメーカー各社はクアルコムなどからモデムの供給を受けていますが、自前で製品化にこぎ着ければコストを引き下げられるため、スマホ本体の値下げを期待できます。
分かりやすい例がiPhone 16e。Apple初の自社製モデムを搭載することで、本体価格を引き下げています。
『ただでさえ安いスマホが、自社製モデムによってさらに低価格になる』と考えると、なかなかワクワクするXiaomiの自社開発路線。
世界シェア2位に浮上した今、プロセッサもモデムも自前で手がけられるSamsungやHuawei、そしてAppleに対抗し続けるためにも必要不可欠な道のようです。
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