本日発表されたシャープの新機種「AQUOS wish5」をさっそく触ってみました。
特に子どものスマホデビューを徹底的に想定した、エントリーモデルとは思えないほど作り込まれた1台です。詳細は以下から。
これが6.6インチHD+(1612×720)液晶ディスプレイを搭載したAndroid 15スマホ、AQUOS wish5本体。
インチ数や解像度こそ前機種「AQUOS wish4」と同じですが、正面カメラがパンチホールタイプになったことで、より広々と画面を使えるようになったほか……
なんと対応リフレッシュレートが90Hzから120Hzに引き上げ。ハイエンド基準の表示性能を手に入れました。
こちらは60Hz表示のAQUOS wish3と比べたところ。動きの滑らかさがよく分かります。
背面には5000mAhバッテリー、前機種より強力な「Dimensity 6300」プロセッサ、64GBないし128GBのストレージ、4GBのメモリを搭載。4GBの仮想メモリ機能も備えているため、ストレージに余裕を作れればブラウジングや動画視聴など普段使いで困ることはなさそうです。
背面カメラは5010万画素(F値1.8)。前機種と変わらないものの、旅行先などで写真撮影を楽しむのにも十分通用する性能です。
向かって右側面はボリュームと電源ボタン。
左側面にはカードスロット。
天面の3.5mmイヤホンジャックも健在です。
底面にはスピーカーとUSB Type-C端子が配置されています。
実際に触ってみたところ。厚いベゼルは好みが分かれるところですが、操作性はエントリースマホということを忘れるほど快適でした。
前機種同様に米国国防省が策定する「MIL-STD-810H」規格準拠の耐衝撃性を備えつつ、防水防じんの等級はIP69へ引き上げ。80度のお湯にも耐えられるという過剰なレベルの防水性能で、お風呂にも安心して持っていく事ができます。
ユニークなのが有事に本体を振るだけで警報が鳴り、保護者に通知してくれる「防犯アラート」機能。『いざと言う時にとっさに使いやすい機能を』という考えから実装されたもので、加速度センサーによる制御でズボンに入れて走っても誤作動しないなど、日常生活に影響がないようにも配慮されています。
さらにフォントを教科書などで使われる、『はね』『押さえ』『とめ』を学習指導要領に準拠したモリサワ社の「UD学参丸ゴシック」に変更する機能も搭載。
子どもにとって有用なのみならず、文字ひとつひとつが大きく見やすいフォントなためシニア世代にもうれしい機能です。
もちろん、子どもに安心してスマホを持たせられる「ジュニアモード」、表示を見やすくする「かんたんモード」も搭載されています。
カラーは『和』をモチーフにした優しい色合いの「YUKI」「MISORA」「NADESHIKO」「SUMI」「WAKABA」の5パターン。老若男女問わず、1つはしっくりくる色があるのではないでしょうか。
6月下旬以降発売予定のAQUOS wish5。取扱いキャリアはドコモとワイモバイルで、SIMフリー版の本体価格は約3万円を想定しているとのこと。施策次第ではキャリア版でも一括1円が見える設定です。
・AQUOS wish5
ディスプレイ:6.6インチHD+(1612×720)液晶
リフレッシュレート:120Hz
OS:Android 15
プロセッサ:Dimensity 6300
メモリ:4GB+4GBの仮想メモリ機能
ストレージ:64GBないし128GB
背面カメラ:5010万画素(F値1.8)
正面カメラ:800万画素(F値2.0)
バッテリー:5000mAh
サイズ:156×75×8.9mm、197g
生体認証:顔(マスク対応)、指紋
その他:3.5mmイヤホンジャック、おサイフケータイ、NFC、IP69相当の防水防じん、MIL-STD-810H規格準拠の耐衝撃性
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