モバイルバッテリーと変わらない容量の電池を内蔵したスマホは、思いのほか早く登場するようです。詳細は以下から。
◆10000mAhバッテリー搭載スマホ早くも実現
海外メディア「AndroidHeadlines」の報道によると、OPPO傘下のスマホメーカー・Realmeが10000mAhバッテリー搭載のスマホをまもなく発売するそうです。
これは同社の副社長兼CMO、Chase Xu氏が明かしたもの。
ただし量産に向けた課題がいくつかあることから、具体的な時期については明言を避けています。
◆スマホ本体が重くなるのを避けつつ、超大容量化を実現
スマホのバッテリーが大容量化されるにあたって、気になるのが本体サイズや重量への影響。
しかしChase Xu氏がお披露目したプロトタイプは薄さ8.5mm、重量215グラム。一般的な5000mAhバッテリー搭載のスマホとほとんど変わりません。
最先端技術「シリコンアノード」によって887Wh/Lの高いエネルギー密度を実現したプロトタイプのバッテリー。安全面への懸念をカバーしつつ、今までの2倍の容量を実現しています。
モバイルバッテリー不要の快適な電池持ちを実現するrealmeのスマホ。
新技術「シリコンカーボンバッテリー」の研究開発が進む中国で、Xiaomiなどとの容量競争が起きていますが、一体どこまで大容量化するのでしょうか……?
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