iPhone 17「ProMotion非対応」で消費電力アップ、ついに120Hz有機EL搭載も今度は『電池持ちで差別化』へ


2~3万円の格安スマホですら120Hz表示に対応した有機ELディスプレイを搭載する中、ついに60Hz縛りから解放されるiPhone 17。

ユーザーから期待の声が寄せられていますが、現実はそう甘くないようです。詳細は以下から。

◆念願の120Hz対応iPhone 17を素直に喜べない理由
未発表スマホに関する最新情報を数多く提供してきた実績のあるFixed Focus Digital氏によると、「iPhone 17」および「iPhone 17 Air」は120Hz表示に対応するものの、「ProMotion」は非搭載になるそうです。

ProMotionはiPhone 13シリーズ以降のProモデルに搭載された、コンテンツに合わせて1~120Hzの間でリフレッシュレートを調整することでバッテリー消費を抑える機能。

iPhone 17やiPhone 17 Airは60Hzや120Hzなど限られた値を切り替えるだけにとどまる見込みで、可変リフレッシュレートのiPhone 17 Proに比べてバッテリー消費が大きくなってしまうわけです。

◆今度は「電池持ち」で差別化へ
さらに悪いことに、Apple Intelligence対応のため全モデルに同じ世代の「A18/A18 Pro」プロセッサが搭載されたiPhone 16とは打って変わって、iPhone 17にはA18が続投される見込み。

TSMC最先端の第3世代3nmプロセス「N3P」で製造されることでエネルギー効率が向上し、より高い処理能力と低い消費電力を実現した「A19 Pro」搭載のiPhone 17 Proと比べて『型落ち』ということになります。

つまりiPhone 17はディスプレイ、プロセッサ双方でiPhone 17 Proより消費電力が高く、スマホを使う上で最も大きな要素である「電池持ち」で差別化されてしまうことになるわけです。

◆ProMotion非搭載の影響が一番大きいのはiPhone 17 Air
そんな中、最も行く末が注目されるのがAppleの新機軸となる超極薄スマホ、iPhone 17 Air。

薄型化の都合でバッテリー容量が一般的な4Gスマホよりも小さい2800mAhになるだけに、ProMotion非対応の影響は見逃せません。

プロセッサこそ最新の「A19」を搭載する見込みとはいえ、せっかくならProMotionにも対応して欲しかった……という声が聞こえてきそうですが、不人気で廃止される「Plus」の代替としてどれだけ支持を集められるのかが気になるところです。

 

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