Galaxy S25 EdgeやiPhone 17 Airを皮切りにスタートするかと思われていた超極薄スマホブームは、起きないかもしれません。詳細は以下から。
◆「超極薄スマホ」不人気でメーカーが方針転換
未発表の最新スマホなどに詳しく、確度の高いリーク情報をもたらすことで知られるDigital Chat Station(DCS)氏によると、Appleが開発中のiPhone 17 Airに追随しようとしたメーカー各社が気になる動きを見せているそうです。
これはスマホの一大消費地である中国で超極薄モデルがあまり受け入れられる気配がないことを受けたもの。
すでに新機種の開発プロジェクトが中止されたケースや、フラッグシップ機でなく派生モデルとして発売するよう方針転換したケースが報告されています。
◆電池持ちが最大の懸案事項に
このような事態となった理由として挙げられているのが、極端な薄型・軽量化によって各種部品を実装するスペースが限られた結果、以下のような制約が生まれていること。
・バッテリー容量が小さくなる
・高画質なカメラセンサーを実装できない
・(バッテリー、排熱の問題から)処理能力が限られる
とりわけバッテリーは厳しく、XiaomiやOPPOの新機種が6000~7000mAh台の容量を実現しているのに対してGalaxy S25 Edgeは3900mAh。iPhone 17 Airに至ってはわずか2800mAhになるとされています。
まさに生まれる前から死んでいる状態となりつつある超極薄スマホのトレンド。『カメラと処理能力と電池持ちを諦めても薄くて軽いスマホが欲しい』と思える人がどれだけいるのか考えれば、分かりやすいかもしれません。
ちなみにGalaxy S25 Edgeの本体価格は1099ドル。Galaxy S25のおよそ1.4倍にあたります。
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