「カメラ特化の新型Galaxy」発売されない理由が判明、Galaxy S26 Ultraの望遠カメラ刷新に暗雲も含みある内容に


カメラ目的でGalaxyを使っているユーザーにとって、気になる話がもたらされました。詳細は以下から。

◆Ultraシリーズの望遠カメラがなかなか改善されない理由
まず見てもらいたいのが未発表の最新機種やOneUIなどGalaxyシリーズへの造詣が深く、確度の高い事前情報をもたらすIce Universe氏の先日の発言。

Ultraシリーズに大型センサーの望遠カメラが搭載されないのは(背面をフラットにしたボディデザインなど)製品設計の哲学に反するためと解説しています。

また「ほとんどのユーザーは主に1倍、2倍、3倍ズームを使用しています。100倍ズームは魅力的ですが、月にどれくらい使うでしょうか?」というSamsungアメリカ法人幹部の発言を引き合いに出した上で、納得せざるを得ない部分があるとコメント。

さらにXiaomiやVivoなどが大型望遠センサー搭載の撮影特化モデルを「Ultra」として発売しているものの、GalaxyのUltraシリーズの足元にも及ばない売り上げであることなどを理由に、戦略を改める必要性がないとしています。

つまり現状ではGalaxy S26 Ultraの望遠カメラが大きく刷新される可能性は薄く、Galaxy S21 Ultra以来ずっと1000万画素のままとなっている3倍望遠カメラについても、小規模なアップデートにとどまると考えざるを得ません。

◆「カメラ特化の新型Galaxy」は、本当に発売されないのか
なお、Samsungが戦略を改めてUltraシリーズと競合することを辞さない覚悟でカメラ特化モデルをリリースする場合、一つ諦めないといけないのが「今までのようなデザインから大きく変わらざるを得ない」という点。

Galaxy S25 Ultraの3倍望遠カメラが刷新されなかった理由について、Ice Universe氏は2月に他社スマホで好評な新型望遠センサー「ISOCELL HP9」は大きく、実機に組み込もうとすると巨大なカメラバンプが必要になることを挙げていました。

しかし一方でSamsungはレンズを平面に配置することで望遠センサーの小型化を実現する新技術「ALoP」を開発済み。

さらにGalaxy S25 Edgeに加えてGalaxy Z Fold7の極薄化にも踏み切るなど、気になる動きを見せているのが現状です。

これらの技術を駆使してUltraシリーズのカメラをアップデートしていくのか、それともズームの倍率をある程度割り切り、本体デザインに手を加えた撮影特化の新モデルをリリースするのかが気になる今後の展望。

なお、Ice Universe氏は本日になって『もしSamsungがGalaxy S Ultraとは別にカメラ重視の新しいモデルを発売したら、どう名付けますか?』と投稿。

ただ聞いてみただけなのか、それとも何か含むところがあるのか、Galaxyユーザーをやきもきさせる内容となっています。

 

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