モバイルバッテリーが不要になる時代は、もう目の前なのかもしれません。詳細は以下から。
◆超大容量バッテリーが次世代スマホに
最新スマホや最先端の半導体事情について、確度の高いリーク情報を提供するDigital Chat Station(DCS)氏によると、中国メーカーが次世代ハイエンドスマホに8000mAh級の大容量バッテリーを搭載するそうです。
まずは9月に相次いで登場する最新プロセッサを備えたスマホ2機種に実装される見込み。具体的なメーカーなどは明かされていませんが、容量競争を繰り広げているXiaomiやOPPO、Honorなどのフラッグシップモデルと考えて差し支えなさそうです。
Snapdragon 8 Elite 2モデル:8000mAhに近い容量
Dimensity 9500モデル:8000mAh超えの容量
なお、大容量化後も本体の薄さ(8.5mm前後)をキープするため、バーターとしてワイヤレス充電が廃止されるとのこと。
現状のワイヤレス充電の速度ではフル充電に時間がかかってしまうため、致し方ない措置かもしれません。
◆iPhoneやGalaxyと電池持ちの差が歴然に
7000mAh程度になると報じられているXiaomi 16や、画面がわずかに小さくなるRedmi K90(POCO F8 Proのベースモデル)以外の、おそらく「Pro」や「Ultra」などに搭載されることになる8000mAhバッテリー。
実現すれば引き続き5000mAh程度にとどまる見込みのGalaxy S26 UltraやiPhone 17など、バッテリーの技術開発で後れを取っている各社との間に圧倒的な電池持ちの差が生まれることになります。
「最新プロセッサの高い処理能力を存分に使い続けられる」「省電力モードなら何日も充電不要」「超極薄スマホでも電池持ちを気にせず済む」など、さまざまなメリットが得られるバッテリーの大容量化。
シリコンカーボンバッテリーによって、スマホの使い勝手は大きく変わることとなりそうです。
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