「OPPO Reno13 A」ぶっちゃけレビュー、最新AIや大容量バッテリー、ステレオスピーカー搭載もReno11 Aと比べると微妙に

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OPPOが格安スマホの最新モデルを発表したので、レビューをお届けします。

前モデルのOPPO Reno11 Aは今なおワイモバイルで売り上げトップを誇るほどの人気ですが、今回はいろいろ考えさせられる内容です。詳細は以下から。

◆人気格安スマホの最新モデルをチェック
これがOPPO Reno13 A本体。120Hz表示対応の約6.7インチフルHD+（2400×1080）有機ELディスプレイにSnapdragon 6 Gen 1、8GB RAM/128GB ROMなどを搭載するAndroid 15ベースのスマホです。

OPPO Reno11 A（5000mAh）を上回る、5800mAhの大容量バッテリー（45W急速充電対応）を搭載。格安ながら多くのAndroidスマホを電池持ちで上回ります。

角度によって色が変わって見えるデザインも特徴的です。

背面カメラは5000万画素メイン（F値1.8）、800万画素超広角（F値2.2）、200万画素マクロ（F値2.4）の3眼構成で、前面カメラは3200万画素。

地味にうれしいのがモノラルからステレオスピーカーへとアップグレードされた点。動画やゲームを迫力のサウンドで楽しむことができるようになりました。

触ってみたところ。レスポンスは悪くなく、日常使いに問題はありません。

◆ユーザーに寄り添った細やかなカスタマイズも
また、OPPO Reno13 Aは本日発表されたハイミドル機「OPPO Reno14 5G」のように好みに合わせて設定を変えられるのがポイント。

ディスプレイの色味を好きに設定できるほか、ブルーライトを抑えて睡眠の質を上げる「就寝モード」も実装。画面のリフレッシュレートを滑らかさ優先にするか、電池持ち優先にするかなども選べます。

サウンド周りも充実しており、通話中に雑音を消してくれるクリアボイスに加えて……

新たに搭載されたステレオスピーカーを生かした立体音響「Holo Audio」も備えています。

大容量5800mAhバッテリーを最大限生かせるパフォーマンスの設定や、充電速度のカスタマイズも可能。

さらにクラウド型のAIシステムを採用しハイエンドモデルと同等のAI機能を使えるのも特徴。写真のぼけや反射除去や文章の要約に読み上げなど、生活に役立つ機能がそろっています。

◆純粋にスマホとしての評価は……？
ざっくりチェックしてみると、なかなか悪くない気がするOPPO Reno13 A。

しかし新たに搭載されたプロセッサのSnapdragon 6 Gen 1は、2023年に発売された「AQUOS sense 8」と同じもの。ありていに言うと型落ちで処理能力が目に見えて進化したとは言いがたいのが現状です。

さらにReno11 Aと比べてメインカメラの画素数や充電速度もダウングレードした感があります。

・プロセッサ
OPPO Reno13 A：Snapdragon 6 Gen 1
OPPO Reno11 A：Dimensity 7050

・メインカメラ
OPPO Reno13 A：5000万画素
OPPO Reno11 A：6400万画素

・充電速度
OPPO Reno13 A：45W
OPPO Reno11 A：67W

これで4万8800円なら、おサイフケータイこそないもののメインカメラにOPPO Reno14 5Gと同じ「LYT-600」を搭載して3万円前後のPOCO M7 Proに分があるのでは……という気さえしてくるOPPO Reno13 A。

Reno11 Aのように値付け次第で大化けするポテンシャルを秘めているだけに、携帯各社の施策に注目が集まります。

・OPPO Reno13 A（6月26日発売）
ディスプレイ：約6.7インチフルHD+（2400×1080）120Hz有機EL
プロセッサ：Snapdragon 6 Gen 1
RAM、ROM：8GB RAM/128GB ROM
背面カメラ：メイン5000万画素、超広角800万画素、マクロ200万画素
前面カメラ：3200万画素
バッテリー：5800mAh、45W急速充電対応
サイズ：192グラム、薄さ7.8mm
おサイフケータイ：対応
その他：IP69防水防塵、ステレオスピーカー

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