「Galaxy S24」シリーズで目玉の1つとみられている生成AI機能。
検索や翻訳、メモの作成だけでなく、カメラの画質まで改善してくれるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、「Galaxy S24 Ultra」は低照度環境でのズーム撮影の画質が向上するそうです。
これは確度の高いリーク情報で世界的に有名なEvan Blass氏が、Galaxy S24 UltraのAI機能「Galaxy AI」の公式プロモーション画像をXに投稿したことで明らかになったもの。現在画像は削除されています。
Galaxy AIにより夜景撮影モード「ナイトグラフィー」の性能が向上し、夜や暗い室内などの環境でもズームを使った写真が前モデル「Galaxy S23 Ultra」以上に明るく撮影できるとみられています。
また、Galaxyに関する数々のリーク情報でおなじみのIce Universe氏も、暗所での10倍ズームを比べた際にGalaxy S23 Ultraはノイズが多くなるのに対して、Galaxy S24 Ultraは非常に滑らかだったと証言。
クロップズームを使用することで2倍、3倍、5倍、10倍の4段階望遠に対応すると目されるGalaxy S24 Ultraですが、AIによってどんな距離でも従来以上に高画質な撮影が楽しめることになります。
また、ほかにも公式プロモーション画像ではAIを活用した以下のような機能が紹介されています。
・「Circle to Search with Google(囲んでグーグル検索)」
ブラウジング中にSペンを使って丸で囲むだけで、スクリーンショットも取らずに対象の画像や動画、テキストを検索できるとのこと。
・「Live Translate(ライブ翻訳)」
通話アプリに内蔵される機能で、違う言語の相手と通話する場合にリアルタイムで翻訳され、内容が画面に表示されます。
・「Note Assist(メモ補助)」
内容の要約や書式設定、翻訳などの面倒な作業を自動で行ってくれます。
生成AIを活用した便利機能をGalaxy S24 Ultraに多数搭載することでシェアを拡大する姿勢のSamsung。
夜景撮影に関しては、ノイズを低減させる技術を採用したイメージセンサーを搭載するだけでなく、AIを活用することでハード、ソフトの両面から画質の改善を果たすことになりそうです。
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