先日クアルコムが発表したミドルハイ向け最新プロセッサが、とんでもないことになっています。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのがこちら。ベンチマークアプリ「AnTuTu」がハイミドルスマホを対象に行った処理能力測定で、Snapdragon 7+ Gen 3搭載の最新モデル「OnePlus Ace 3V」が146万ものスコアをはじき出しました。
そして昨年Buzzap!編集部で測定したXiaomi 13T Pro、Galaxy S23 Ultra、Xperia 1 V、AQUOS R8 proのスコアはこんな感じ。Snapdragon 7+ Gen 3の処理能力がSnapdragon 8 Gen 2やDimensity 9200+と変わらないことが分かります。
OnePlus Ace 3Vの本体価格が1999人民元(約4万2000円)であることを踏まえると、べらぼうと言うほかないコストパフォーマンスに驚かされてしまう今回の測定結果。
シャープがSnapdragon 7+ Gen 3搭載スマホを発売することが予告されているため、今年は「ハイエンド級の性能を実現した低価格スマホ」が注目を集めそうです。
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