「Snapdragon 8 Gen 4は高価すぎておいそれと搭載できない」
そんな流れが明確になりつつあります。詳細は以下から。
韓国メディアの報道によると、Samsungが来年発売されるGalaxy S25やGalaxy Z Fold 7/Flip 7などのフラッグシップモデルにMediaTekの「Dimensity 9400」を搭載する可能性が浮上したそうです。
これは10月に発表されるSnapdragon 8 Gen 4の価格が250ドルを上回ることを受けたもの。なお、近年Snapdragon 8シリーズの高騰は著しく、Snapdragon 8 Gen 3の時点で200ドル前後に。
そのため今年発売されたGalaxy S24シリーズでもコストを抑えるため一部地域で「Galaxy S24、Galaxy S24+はExynos 2400、Galaxy S24 UltraのみSnapdragon 8 Gen 3」といった棲み分けが導入されていました。
なお、Samsungはまもなく発売するフラッグシップタブレット「Galaxy Tab S10」「Galaxy Tab S10+」に同社初となるDimensity 9300+を導入し、「Galaxy Tab S10 Ultra」のみSnapdragon 8 Gen 3を搭載する見通し。
今後はExynos 2500、Dimensity 9400、Snapdragon 8 Gen 4を上手く組み合わせることで、コストを抑えることを目指すものとみられます。
「販路を拡大するため、SnapdragonやExynosを下回る価格を提示している」ともウワサされるMediaTekのハイエンド向けDimensity。
TSMCと開発競争を繰り広げる半導体製造部門への悪影響も否めないだけに、Samsungがどのような舵取りをするのかに注目が集まりそうです。
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