あえてiPhone 16にぶつけるという戦略が取られた、Huawei渾身の三つ折り型スマホがついに発表されました。詳細は以下から。
これが「HUAWEI Mate XT」本体。展開時10.2インチの超大画面で薄さは3.6mm、5600mAhの大容量バッテリーを備え88Wの超急速充電にも対応しています。
外部ディスプレイこそないものの、「Galaxy Z Fold6(薄さ5.6mm、4400mAhバッテリー)」よりコンパクトかつ大容量という仕上がりを実現。スタンド付きのカバーも用意されているようです。
カメラにも妥協はみられず、極薄ボディに1200万画素の5.5倍光学ズームなどを搭載。iPhone 16 Proは光学5倍をウリにしていましたが、インパクトではMate XTの圧勝と言えそうです。
さらに、ノートパソコンのように使えるキーボードも提供されるとのこと。
キーボードも折りたためる仕様。タブレットよりも持ち運びに優れるため、ビジネスマンにも重宝されそうです。
価格は19999人民元(約40万円)からとなっています。
なお、ここで注目したいのが9月7日から始まった事前予約の反響。詳細な仕様が明かされていない段階にもかかわらず、9日までの2日間で300万件に達したそうです。
「いくらでも構わないから、とにかく欲しい」と考えるユーザーが多いことにも驚かされるHUAWEI Mate XT。少なくとも、試みが非常に高く評価されているのは間違いないと考えられます。
ディスプレイの供給元とみられる中国BOEは、Huawei以外のスマホメーカーにも有機ELパネルを供給しているため、日本でも遠くない未来に三つ折り型スマホに触れられると期待したいところです。
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