Appleが本体を極限まで薄くした「iPhone 17 Air」を開発していることが取りざたされる中、先んじて投入されることになった新型Galaxyをめぐり、非常に気になる情報がもたらされました。詳細は以下から。
◆「極薄Galaxy」処理能力が一足先に明らかに
まず見てもらいたいのがベンチマークアプリ「Geekbench 6」で確認されたGalaxy S25 Slimのプロトタイプとみられるスコア。
ほかのGalaxy S25シリーズ同様「Snapdragon 8 Elite」搭載で、メモリ容量は12GBであることがわかりますが……
気になるスコアはシングル3005、マルチコア6945にとどまっています。
ちなみに同じSnapdragon 8 Eliteを搭載した「Xiaomi 15」のスコアはシングルコア3126、マルチコア9566。Galaxy S25 Slimは7割程度のパフォーマンスしか出ていないことになります。
◆極薄化が冷却機構やバッテリーに影響か
このような差が生まれた背景として考えられるのが、本体の薄型化に伴う弊害。
近年コンパクトなハイエンドスマホを見かけなくなった背景には『本体を小さくすればするほど冷却機構やバッテリー容量が犠牲になってしまう』という問題があります。
つまり今回明らかになったベンチマークスコアは本体の発熱を抑えるため、あるいは消費電力を引き下げてバッテリー駆動時間を延ばすために処理能力を意図的に抑えた結果とも考えられるわけです。
「Galaxy S24(7.6mm)」「Galaxy S24 Ultra(8.6mm)」を圧倒的に下回る6.5mm以下の極薄化を目指したとされるGalaxy S25 Slim。
『極薄の高性能スマホ』を実現するハードルは、決して低くないようです。
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