2月14日はバレンタインデー。男性は女性からの贈り物、すなわちチョコレートをそわそわしながら待つのが慣例となっています。しかし、獲物が網の中にやってくるのを待つ時代は終わり。正々堂々、誠心誠意チョコを「おねだり」する正直な男子を後押しするサービスがローンチされ、話題になっています。
■チョコをねだってみる
トップページから意中の女子のTwitterアカウントを入力するとこの画面に移ります。住所などチョコ送付にあたっての必要事項を打ち込んで「チョコくれ」を押します。
これでおねだり完了。
上記の手続きをするには自分のTwitterアカウントの認証が必要となるので、手続きが完了するころにはTwitterにログインした状態になっています。そして気がつくと、自分のTwitterアカウントから、高らかに女性にチョコをねだるテンションの高いツイートが自動ポストされています。全フォロワーにおねだりの事実が知らしめられるので、シャイボーイはここまで飲み込んだ上で利用しましょう。
■一方、ねだられた女性は。
先ほど、おねだり男子のアカウントからツイートされたリンクをクリックすると、この画面に行き着きます。女性は「本命チョコをあげる」「義理チョコをあげる」「彼にはあげたくない」という3択を迫られます。
ここに注目。チョコは一律500円で、本命・義理ともに値段は同じ。届くチョコの内容は手続きを進めても見られないようです。本命と義理にどのような違いがあるのか分かれば、もっとワクワクしたかもしれません。露骨に値段が違うとか、チョコに「義理」と書かれているとか。
今回はおねだりをお断り。すると「ケチンボ!!」と負け惜しみチックなメッセージが出て終了です。
チョコの支払いはPayPal(ペイパル)経由。支払い情報の管理に気を遣っていることが分かり安心できます。しかしPaypalは日本ではまだ普及したとは言えず、憧れのあの子に「何となく怖い」という理由で入金を拒否されたりしないか、ちょっと心配になりました。本命へのアタックならともかく、確実にチョコをゲットしたいのであれば、このサービスを制作した家入一真氏の話を振って盛り上がれるくらいの、ちょいギークめ女子を狙うのがよさげです。
おねだりすれば必ずチョコがもらえるわけではなく、結局のところチョコがもらえるかどうかまんじりとして待つプロセスは変わりなく発生します。しかし自分の意思を表明する分だけ男らしさはアップ。これまでのように、女性たちを横目でチラチラ見ているだけの状態よりはチョコゲットの確率が上がりそうです。
chocokure (チョコくれ) - ソーシャルバレンタインプラットフォーム
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