建物の中でも電波が届きやすいプラチナバンド(800MHz)のLTEで実人口カバー率99%をいち早く達成した「au 4G LTE」を格安で使えるMVNO(仮想移動体通信事業者)「mineo(マイネオ)」。
テザリングにも対応するなど、なかなかサービス内容は悪くありませんが、mineoで使えるコストパフォーマンスの高い白ロムをピックアップしてみました。なお、いずれのモデルも編集部で確認した時点での最安価格です。
・ARROWS Z FJL22
2014年7月3日14時半現在、最も安くて高性能なのは「ARROWS Z FJL22」中古携帯電話売買仲介サイト「ムスビー」では新品未使用品が1万6700円と、破格で提供されています。
5.0インチフルHD(1920×1080)液晶、Snapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア)、2GB RAMなど、申し分無い性能のARROWS Z FJL22。10分で約1日使える急速充電やフルセグ、防水・防塵対応のフルスペックスマホです。
同じスペックの兄弟機「ARROWS A 301F」を見ても動作の快適さは明らか。同シリーズに着せられた汚名はようやく払拭されています。
・AQUOS PHONE SERIE SHL23
ARROWS Z FJL22に続いて安価なのが同モデル。musbiでは未使用品が1万8200円で提供されています。
消費電力の低さに定評がある4.8インチフルHD(1920×1080)のIGZO液晶、Snapdragon 800(2.2GHz、クアッドコア)、2GB RAMを備え、フルセグ、防水・防塵にも対応。卓上ホルダを使えば約60分で1日の使用量(約30%)を上回る、約50%まで充電できる「スマート充電」も特徴。
5インチ以上が主流となったスマホの中で、やや小ぶりな本体は特に「小さめのモデルがいい」という需要にピッタリではないでしょうか。
・DIGNO M KYL22
mineo公式では4万8000円で販売されているDIGNO M KYL22も、未使用品が1万9800円で買えるのが白ロムのいいところ。
DIGNO M KYL22本体。5.0インチフルHD(1920×1080)液晶、MSM8974(2.2GHz、クアッドコア)、2GB RAM、ソニー製裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」採用の約1300万画素カメラを搭載。
防水・防塵やワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信などに対応したオールインワンモデルで、画面が震えることで音が聞き取りやすいスマートソニックレシーバーなども備えており、その使い勝手の良さ、気配りの豊富さは先日BUZZAP!でお伝えした通りです。
ちなみにmineo版を購入すると各種サポートに加えて、落下・全損時の保証などを受けられるというメリットもあるため、購入を検討する際はサポートと価格のどちらを優先するかを考えてみるのも良さそうです。
・Xperia Z1 SOL23
人気機種「Xperia Z1」の白ロムも新品未使用品が3万3800円。ドコモ版より1万円ほど安く、非常に狙い目です。
Xperia Z1 SOL23本体。5.0インチフルHD(1920×1080)トリルミナスディスプレイ、MSM8974(2.2GHz、クアッドコア)、2GB RAM、防水・防塵、フルセグなどに対応。しかし最大の魅力はやはり各機種との比較で堂々のトップを獲得した高画質な2070万画素カメラです。
・Xperia Z Ultra SOL24
6.44インチの巨大なディスプレイを備えたファブレット「Xperia Z Ultra SOL24」もXperia Z1とほぼ変わらない3万3500円。
「電車の中で電子書籍や映像コンテンツを大画面で楽しむために、小型スマホやフィーチャーフォンとセットで持ち歩きたいけれど、タブレットは大きすぎる」という、2台持ち需要のユーザーなどにもピッタリのXperia Z Ultraですが、mineoを使えば月額980円で維持できる点も大きいと思われます。
「ファブレットなんてどこがいいのか分からない」という人でも、このデモを見れば気持ちが変わるかもしれません。
ソニーのファブレット「Xperia Z Ultra SOL24」の魅力が一目で分かるムービー - YouTube
このように比較的小型なスマホからファブレットまで、幅広いモデルが比較的安価に提供されているauの白ロム。コストパフォーマンスや低消費電力、高画質カメラ、大画面……など、用途に応じてチョイスできるため、mineoの導入を考えているユーザーは選択肢に入れてみてもいいかもしれません。
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