先日お届けした「Ascend Mate 7」に続いて、気が付けば世界3位のスマホメーカーに上りつめたHuaweiの日本未発表スマホ「Ascend G7」および「Honor 6」のレビューをお届けします。
価格競争力のあるスマホが強みの同社ですが、ジャパンディスプレイの液晶とソニーのカメラを搭載するなど、決して安かろう悪かろうではなく、特に「Honor 6」については、SIMフリーモデルとしての国内投入や、ワイモバイルなどからの発売を期待したい内容となっています。
◆エントリー向けでもあなどれない大画面スマホ「Ascend G7」
これがAscend G7本体。ジャパンディスプレイ製の5.5インチHD(1280×720)IPS液晶、Snapdragon 410(64ビット、1.2GHzクアッドコア)、2GB RAM、16GB ROM、500万画素フロントカメラを備えたAndroid 4.4スマホです。
背面にはソニー製CMOS「Exmor RS」を採用した1300万画素カメラ。バッテリー容量は3000mAh。
触ってみたところ。レスポンスはまずまずといったところです。
日本未発表スマホ「Ascend G7」を触ってみた - YouTube
側面はこんな感じ
スペックを見る限り、先に紹介した「Ascend Mate 7」と異なり、エントリークラス~ミドルレンジ向けの大画面スマホ……という位置付けですが、液晶やカメラを日本製で固めている部分に好感。さらにフロントカメラが高画質なことで、キレイな自撮りを楽しむことも可能です。
◆8コアプロセッサに日本製液晶とカメラ採用の「Honor 6」
そしてHuaweiが今、一番日本市場に持ち込みたい未発表スマホがこの「Honor 6」。ジャパンディスプレイ製のフルHD(1920×1080)液晶、3GB RAM、広角レンズ採用の500万画素インカメラを搭載しています。
さらにプロセッサ「HiSiLicon Kirin 920」は1.7GHzの4コア、1.2GHzの4コアからなる「big.LITTLE構成」を採用した8コアCPU。Ascend Mate 7同様、必要に応じて処理するコアを切り替えることで低い消費電力と高いパフォーマンスを両立できます。
新開発の「Emotion UI 2.3」により、iOS 7から実装された「コントロールセンター」ライクなインターフェースをロック画面で利用可能。
背面にはやはりソニー製のCMOS「Exmor RS」を採用した1300万画素カメラ。バッテリー容量は3100mAhです。
触ってみたところ。ややUIが重い印象はありますが、特に引っかかる感じはありません。
日本未発表スマホ「Honor 6」を触ってみた - YouTube
金属を用いた高級感あるボディを採用。ホワイトモデルも展開されます。
スペックシートはこんな感じ。FDD-LTE、TD-LTEの双方をサポートしています。
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