マイクロソフトに携帯電話事業を売却し、撤退したはずのNOKIAが再参入を果たす可能性が浮上しました。詳細は以下から。
NOKIAの最高財務責任者(CFO)、Timo Ihamuotila氏が会社の電話会議で示唆したところによると、同社は携帯電話事業に再参入する可能性があるそうです。
これは同社の携帯電話事業を買収したマイクロソフトが、スマートフォンブランドを「NOKIA Lumia」から「Microsoft Lumia」へと変更することや、結局のところスマホのシェアを増やすことができなかったことを受けたもの。
再参入はマイクロソフトとの契約から、NOKIAがモバイルデバイスで自社ブランドを利用できるようになる2016年以降になる見込みとされています。
なお、NOKIAは携帯電話部門を売却したものの、携帯電話の通信設備で世界2位のシェアを獲得しているほか、位置測位技術やヒューマンマシンインターフェース、VR(仮想現実)などの先端サービス開発部門を保持。
再参入を果たす場合、おそらくWindows PhoneやSymbian OS、Androidではなく、オープンなモバイルOSを採用するのではないかとみられています。
Commentary: Is it possible for Nokia to re-enter the mobile device market?
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