国内最速となる下り最大225Mbpsを実現した高速通信サービスをNTTドコモがまもなく開始します。詳細は以下から。
NTTドコモの報道発表資料によると、同社は2月18日(水)にコンパクトサイズのモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G(Huawei製)」を発売するそうです。
「Wi-Fi STATION HW-02G」は3月から一部地域で提供される「LTE-Advanced」に対応したモデルで、キャリアアグリゲーション(CA)を用いることで下り最大225Mbpsの高速通信を実現。発売時点での下り最大速度は150Mbpsになります。
ドコモ版キャリアアグリゲーションの構成。つながりやすいプラチナバンド(800MHz)帯と東名阪限定で提供している1.7GHz帯、または1.5GHz帯と2.1GHz帯を組み合わせて利用する形に。なお、1.5GHzおよび1.7GHz帯は周波数帯すべてをLTEに振り分けた「フルLTE」仕様です。
LTE整備状況はこんな感じ。日本でしか使えないため、auやソフトバンクが進んで整備をしたがらない1.5GHz帯までも活用することで、とにかく高速・大容量通信化を進めています。
なお、ドコモはLTE-Advancedの提供にあたり、「BWA(広帯域移動無線アクセスシステム、日本ではWiMAX/WiMAX 2+やAXGPが該当)やADSL回線のスループットを越えたスピードを実現し、固定回線の代替としても活用できます」とコメントするなど、強い自信を表明。
世界初の4x4 MIMO対応対応ルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX01」の発売で、3月から一気に全国で下り最大220Mbpsサービスの開始にこぎ着けるWiMAX 2+と正面からぶつかることになりそうです。
報道発表資料 : モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-02G」を発売 | お知らせ | NTTドコモ
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