2つの電波を束ねて高速化させる「キャリアアグリゲーション(CA)」を用いた220MbpsのWiMAX 2+エリアを、UQコミュニケーションズが全国的に急拡大させることが明らかになりました。詳細は以下から。
UQコミュニケーションズのプレスリリースによると、同社は以下の表に記載された「220Mbps予定/13.3Mbps予定」と記載されているエリアについて、2015年8月3日から1週間程度でWiMAX 2+向けの周波数帯を拡張し、キャリアアグリゲーションによる下り最大220Mbpsサービスの提供に踏み切るそうです。
(PDFファイル)下り最大 220Mbps対応エリア および WiMAX下り最大 13.3Mbps対応エリア
以下は表から一部抜粋したもの。北は北海道から南は沖縄まで、特に地方を重点的にカバーすることになるようです。また、かねてからお伝えしている通り、周波数の割り当て変更(WiMAX 2+:20MHz→40MHz、WiMAX:30MHz→10MHz)により、WiMAXは下り最大13.3Mbpsになります。
今年初頭には「1年ほどかかる」と言われていたはずの周波数の割り当て変更が、急ピッチで進められている感がありますが、やはり背景にあると考えざるを得ないのが、9月にも発売されるとみられるiPhone 6s。
昨年発売のiPhone 6ではFDD-LTEのキャリアアグリゲーションと、TD-LTE(AXGPやWiMAX 2+)を初めてサポートしていましたが、iPhone 6sではFDD/TD-LTE両方のキャリアアグリゲーションに対応するということなのでしょうか。
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