単なる木よりも燃料として遙かに優秀な炭。きわめて原始的な道具と技術だけで作れてしまいます。詳細は以下から。
炭火を使った料理はこの上なく味わい深いもの。せっかく炭火でBBQをするのなら、炭も手作りしてみてはいかがでしょうか?とはいえ備長炭のようないい炭を作るのは大変な時間と技術と設備が必要です。
ですがこの動画では、木と草葉、泥というある意味どこででも手に入る材料を用いて炭を作っています。もちろん手間と時間は掛かりますが、知っておくと後々応用が効きそうです。
やり方は切りそろえた丸太を縦置きで並べ、その周りを木の枝や葉で覆います。その上に水をたっぷり含ませた泥で山を作り、下部の周囲にぐるりと穴を開け、最後にてっぺんをくりぬいて火をつけるだけ。その後火が消えるまでおそらくは一昼夜ほど待つと炭ができあがっているというもの。
動画は以下から。5分半ほどですが、言葉での説明は一切なく、黙々と分かりやすく映像で見せてくれます。
Making Charcoal - YouTube
この動画を作成しているのはPrimitive Technology。現代技術を使わずに「趣味として」原始生活を追体験する個人プロジェクトです。同じ男性が森の中で家を作るこちらの動画をSNSなどで見たことのある人もいるかもしれません。
Building a primitive wattle and daub hut from scratch - YouTube
趣味でここまでやってしまうのもすごいですが、むしろ趣味だからこそ凝れるのかもしれません。BBQや燻製が趣味の人は、ここまで手を出してみるのも楽しいのではないでしょうか。
How to Make Charcoal Using Only Primitive Tools and Technology
創森社
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