ショッピングモールの重量130kgの警備ロボット、1歳半の幼児を轢いて怪我をさせる


むしろ警備ロボットが既に実装されていることの方が驚きかもしれません。詳細は以下から。

事件が起こったのはアメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルトにあるスタンフォードモールというショッピングモールでした。このスタンフォードモールはセキュリティ対策として警備ロボットを導入していたのですが、小さな男の子を轢いて怪我をさせてしまいました。

スタンフォードモールで使われていたのは高さ約1.5m、重さ130kgの警備ロボット。昨年導入されたこのロボットはモール内を巡回し、異音が聞こえた時や突然の環境の変化が起こった時、そして既知の犯罪者を顔認識した時などに管理者に報告するようにデザインされています。動いている動画は以下から。かなり映画っぽいです。

Robots are real Cute Security Robot at Stanford Mall Friendly with kids - YouTube


そんな近未来そのまんまな警備ロボットですが、先週木曜日にモールを両親と訪れた16ヶ月の男の子Harwin Cheng君に激突して転倒させ、しかもそれで止まることなくHarwin君を轢いてしまったのです。幸いにもHarwin君の命に別状はなく、骨折もしていませんでしたが、轢かれた右足は真っ赤に腫れ上がってしまいました。

ニュース動画は以下から。



小さな子供も当然訪れることが想定されるショッピングモールにおいて、どうして警備ロボットがこの男の子を認識せずにぶつかり、轢いてしまったのか原因は今のところ特定されていません。しかし、以前にも類似の事故があったことをモールの責任者が認めており、Harwin君の両親は同モールを訪れる親子連れに注意喚起をしています。

130kgの金属の塊ですから場合によってはもっと大けがもあり得る状況です。不特定多数の老人や子供が使用する施設でのロボットの使用、まだまだ課題が多そうです。

Parents upset after Stanford Shopping Center security robot injures child abc7news.com

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