噂に聞いていてもなかなか入ることのできなかった太陽の塔の内部が常時公開されることになります。詳細は以下から。
岡本太郎がデザインし、日本万国博覧会(EXPO'70・大阪万博)の会場に聳え立った太陽の塔。万博終了後も残され、21世紀になった今も太陽の塔を見るために万博公園を訪れる人は後を絶ちません。
この太陽の塔の内部には入ることができ、「生命の樹」と呼ばれる巨大なモニュメントが中心に位置しています。万博開催中はパビリオンのひとつとして塔の内部に入ることができましたが、その後は長く非公開とされてきました。
Photo by Wikipedia
2003年以降は限定的に公開されてきましたが、消防法や耐震基準法などとの兼ね合いや耐震補強工事を巡るゴタゴタなどで延期が繰り返されてきました。
現在太陽の塔の管理は大阪府に移っていて2016年10月から耐震補強などの改修工事を実施しているところ。常時公開の開始は2018年3月下旬を予定しています。ちょうど万博公園は桜の開花時期のため、観光客でごった返すことが予想されます。
大阪府は公園の管理運営に関する条例の改正案を9月開会の府議会に提出、太陽の塔内部の見学料金を高校生以上を700円、小中学生を300円とする方針を決めました。見学料金は塔の維持管理に充てるとのこと。
入ってみたかったけれどタイミングが合わなくて…と涙を飲んでいた人には大きな朗報となりそうです。
太陽の塔内見学料金700円 大阪府、条例案提出へ
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