最近トレンドとなっている18:9液晶に一般的なAndroidスマホを圧倒する6GB RAM、6080mAhバッテリー、さらに前面・背面にデュアルカメラを備えた安価なスマホ「Ulefone Power 3」のレビューをお届けします。
どうやら今までにない注意点があるようです。詳細は以下から。
これが今回レビューをお届けする「Ulefone Power 3」の外箱。Ulefoneといえば近年、なかなかコスパのいいスマホを提供するメーカーです。
Ulefone Power 3本体、説明書、画面保護フィルム、USB Type-Cケーブル、ACアダプタ、microUSB→USB Type-C変換コネクタ、USB Type-Cオーディオ変換コネクタなど全部入り。買ったその日からそのまま使えるようになっています。
とても分かりやすいスペックシートが貼られたUlefone Power 3本体。正直なところ、レビューする側にとっても分かりやすくて助かります。
なんとよくよく見るとあらかじめ本体がクリアケースに入っていました。うれしい過保護っぷりです。
それでは改めて外見をチェック。18:9の6インチフルHD+(2160×1080)を備えた全画面スマホとなったUlefone Power 3ですが……
なんと800万画素+500万画素のデュアルカメラを前面に搭載。顔認証を利用できます。
背面には1600万画素+500万画素のデュアルカメラと指紋認証センサー、そして一般的なスマホの2倍となる6080mAhバッテリーを備えています。
そのせいか本体はやや厚め。しかしそのおかげで丸みを帯びた形状となっており、持ちやすくなっています。
Hi-Fiチップセットを採用することで音質が良いのも強み。バランス良く仕上がったモデルです。
DSDS対応ではあるものの、2枚目のSIMカードスロットはmicroSDとの排他仕様。
さっそく電源を入れてみたところ。
18:9ディスプレイによって画面占有率はなかなかのもの。これなら映像コンテンツや電子書籍などを快適に楽しめます。
Android 7.1がプリインストールされているため、ちゃんと日本語で使えます。
6GB RAMに64GB ROM搭載。
背面カメラはソフトウェア処理によって、2100万画素相当にアップコンバートできます。
技適マークの問題があるものの、Ulefone Power 3は3G(W-CDMA:900MHz、2.1GHz)および4G(FDD-LTE:Band 1/3/7/8/20)、IEEE802.11
ここまでは全く悪くない、むしろ充実したスペックですが、問題となるのがプロセッサ。なんとMediaTekのHelio P23採用とされているにもかかわらず、AnTuTuベンチマークのスコアが5万を割り込んでしまいます。どうやら同じHelio P23シリーズでも処理能力低めの「MT6763V/V」が採用されているようです。
触ってみたところはこんな感じ。さすがにミドルレンジスマホ向けプロセッサなだけあって、特段処理がもっさりするといったことはありません。
公式動画には普通の「Helio P23」搭載時のスコア(7万点弱)が掲載されているにもかかわらず、実際は処理能力がそこまで高くないという、少し微妙な気分にさせられるUlefone Power 3。
以下の通販サイト「GearBest.com」では2万6025円で販売されていますが……
Ulefone Power 3 4G Phablet -$229.99 Online Shopping| GearBest.com
Ulefone Power 3を買うのであれば、Helio P25、6GB RAM、64GB ROM搭載でAnTuTuベンチマークのスコアは6万半ば、さらにドコモのプラチナバンドLTEにもしっかり対応した「Ulefone T1(2万3762円)」のほうが幸せになれそうです。
Ulefone T1 4G Phablet -$209.99 Online Shopping| GearBest.com
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