人気格安スマホ「gooのスマホ」シリーズ最新モデル「g08」が発表されたので、さっそくレビューをお届けします。詳細は以下から。
本日発売の「g08」の外箱。なかなかオシャレなデザインです。
開発元はフランスで設立された「Wiko」。しかしパッケージングを見ていると、中華メーカーにほど近いテイストを感じます。
驚かされたのが中身の充実っぷり。g08本体、クリアケース、保護フィルム、充電器、イヤホンマイクまでフルセットでパッケージングされており、必要なものが一式揃ったスターターパックとなっています。
充電器の出力は5V/1A
イヤホンマイクは一般的な3.5mmジャックを採用したものです。
それではさっそくg08本体をチェック。
画面サイズは5.7インチHD+(1440×720)、新たなトレンドとなった18:9のフルディスプレイを採用しています。
前面カメラは2000万画素+800万画素デュアルカメラ仕様。超広角を生かしたグループショットも撮影できます。
左側面。
nanoSIMスロット×2、microSDカードスロットを採用。DSDSスマホにありがちな「DSDSを使おうとするとmicroSDが挿せない」という欠点を解決しました。
左には電源ボタンと音量ボタン
底面にはスピーカーおよびmicroUSB端子があります。
天面にはイヤホン端子
背面には指紋認証センサーと1600万画素カメラ。バッテリー容量は一般的な3000mAhです。
電源を入れてみたところ。「グーのスマホ」「g08」が表示されて、さっそく起動。
エントリースマホにありがちな2GB RAM/16GB ROMとは一線を画す4GB RAM/64GB ROMを搭載しています。
g08はAQUOS senseなどと同じエントリースマホ向けのプロセッサ「Snapdragon 430」を搭載しており、AnTuTuベンチマークのスコアは57736。ベースモデルは海外で発売された「Wiko View Prime」のようです。
レスポンスはSnapdragon 430スマホなだけあって、可もなく不可もなしといったところです。
g08の目玉であるDSDSをチェックするため、SIMを挿してみたところ。最初からau以外にも「UQ mobile」「mineo(auプラン)」「IIJmio(タイプA)」などのAPNがプリインされているため、面倒な設定は不要です。
手持ちのSIMがauのものしかなかったため、試しに2枚ともauのSIMを挿してみましたが、g08は4G+3G(W-CDMA)のDSDSに対応したモデルのため、3G側ではauのSIMは使えませんでした。「ドコモ回線の通話SIMと速度に定評あるUQ mobileのデータSIM」といった組み合わせなどが一番無難かもしれません。
ちなみにg08は3キャリアの4G(FDD-LTE:Band 1/3/5/7/8/18/19/20/26/28B、TD-LTE:Band 38/41)とドコモおよびソフトバンクの3G(W-CDMA:Band 1/2/5/6/8)をサポート。さらに3キャリアのVoLTEまでサポートしているため、3G回線での通話とVoLTEでの通話を使い分けることもできます。
「せっかく色々な回線が使えるのだから、ゲームなどもガンガン楽しめる性能も欲しかった」という声が聞こえてきそうな気がしなくもないg08。
しかし6800円(OCNモバイルONE音声SIMとのセット契約時)という圧倒的なコスパや、さまざまなSIMと組み合わせられる自由度の高さは折り紙付きのため、DSDSに未来感を感じてやまない人、格安スマホ初心者などにオススメできる1台となっています。
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