4Kテレビが5万円を切る時代になりましたが、100インチの大画面で映画を鑑賞したいという人にはプロジェクターの導入もおすすめです。
現在、2万円台の中国製プロジェクターでどこまでのクオリティが出るのか検証してみました。詳細は以下から。
今回BUZZAP!で使用してみたのはフルHDプロジェクターの「AUN M18」。1920×1080のフルHDの解像度を持ち、輝度は5500ルーメンというホームシアター仕様です。投影距離は1.7m~6.2mと幅広く、3.2mの投影距離で100インチのサイズで鑑賞することが可能です。
電源もAC110~240Vに対応しており、必要電力は150Wとなっています。大きさは幅308mm、奥行230mm、高さ108mmでLEDの寿命も30000時間と長いため、企業でのプレゼンテーションなどでのヘビーユーズにも対応しています。
メディアとしてはUSB、SDカードが使用でき、PCとはHDMIとVGAに加えてAVケーブルでも接続することが可能です。つまり、HDMI直刺しのAmazon Fire TV Stickも利用する事ができるということ。
また、使用できる画像と映像の拡張子は以下のとおり。
まずは開封の儀。ライターと並べてみるとかなり大きめである事が分かります。
本体とセットとなっているのはリモコン、電源ケーブル、AVケーブル、HDMIケーブル、説明書です。
上面のレンズのダイヤルはピント補正と台形歪み補正(キーストーン)です。
上面の後部にはリモコンの機能の簡易版の操作パネルがあります。
側面。SDカードスロットとヘッドフォンジャック、AV入力端子があります。
背面です。VGA端子、USBジャックとHDMI端子は2口ずつあります。
今回はPCからHDMIケーブルで接続しましたが、そのままディスプレイが投影されるため非常に簡単。先日のフィンランド記事の画像をロールカーテンに投影してみましたが、この通りです。
こちらは以前使用していたRAMASUのRA-P1200プロジェクターで同じ画像を投影してみています。明るさと解像度の細かさが段違いである事が一目瞭然。
同じくフィンランド記事の動画を投影してみます。
こちらはRAMASU RA-P1200です。部屋が若干明るく見えるのはそれだけ明るさが低いためのデジカメ側の補正が掛かっているため。
なお、「AUN M18」には5WのHIFIスピーカーがビルトインされていますが、映像の美しさと比べると迫力不足は否めません。自宅にスピーカーがある場合はイヤフォンジャックからケーブル接続した方がよさそうです。
またBluetooth対応のPCやAmazon Fire TV Stickを使う場合には、そちらから直接Bluetoothスピーカーに接続させてもいいでしょう。
ということで実際にこの環境で映画を鑑賞すると、その迫力は段違いです。今回使用した環境ではロールカーテンがちょうどよいスクリーンになりましたが、輝度が高いため普通の壁でもたいして気になりません。
仕事が忙しくて平日テレビを見る時間がなく、休日にはNetflixやhulu、Amazonプライムなどのネットの動画配信サービスでいくつか気になる作品を見られれば十分…という人も少なくないでしょう。
ですが、せっかくの映画やドラマを小さなPCやスマホのディスプレイで見るのでは迫力も半減してしまいます。そんな時にリーズナブルな選択肢としてプロジェクターの導入を検討してみるのもいいかもしれません。
この「AUN M18」は現在通販サイト「Banggood.com」で31536円のところ、29%オフで22439円で販売されています。
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