トム・ヨーク「Last I heard」のMVが発表、モノクロアニメで描かれたディストピアの終焉


トム・ヨークの新曲のMVが公開されました。ディストピアがアポカリプスを迎える瞬間のような不穏な世界が広がっています。詳細は以下から。

レディオヘッドのトム・ヨーク(Thom Yorke)がソロ名義で発表した楽曲「Last I heard (…He Was Circling the Drain)」のMVが極めて印象深いものになっています。この曲は6月に発売されたアルバムANIMAの収録曲。

このMVは映像作家でディレクターのSaad MoosajeeがクリエイティブスタジオのArt Campとのコラボレーションで作り上げたもの。

このMVは2D及び3Dアニメの技術を駆使した3000を超えるフレームから構成され、これらをレイヤーとして重ね合わせてこのモノクロームの世界観を構築しました。

Thom Yorke : Last I heard (...He Was Circling the Drain) from Art Camp on Vimeo.



灰色の世界の中で蠢く顔のない人々の姿はこの上なく不吉で不穏。息詰まるディストピアの終焉を思わせますが、その先に救いはあるのでしょうか。

トム・ヨークの声とダウナーなエレクトロニカを思わせる楽曲が秋の夜長にとことんディープな場所に連れて行ってくれそうです。

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