いわゆるやったもん勝ちの極みでしょうか。少なくとも有名人や犯罪者の家族を名乗るデマ動画よりは害が少なそうです。
21歳のインドネシア人ユーチューバーの男性、Muhammad Diditさんは7月10日、2時間20分に渡って自室で何もせず、ただひたすらカメラを見つめ続けるだけの動画を投稿しました。
この動画はなぜか世界中でバズり、7月31日時点で177万回を超える再生数をたたき出しています。
この動画を作成したきっかけは、Muhammadさんの動画の視聴者から若者の教育に役立つような、ポジティブな動画を作るべきだというリクエストを受けたこと。
それじゃあどうするかと考えたMuhammadさんが出した答えがこの「何もしない」動画だったという、由来を知るとある意味非常にロックなエピソードです。
なお、最初は5分か10分くらいと考えていたものの、Muhammadさんは役にはまり込んで結局2時間やってしまったとのこと。ちなみに動画が撮影されたのは現地時間で23時から1時の深夜帯でした。
動画を作るにあたっての心配事は、親が何かの用事でMuhammadさんを呼んで中断を余儀なくされることでしたが、ご覧のように無事に撮影は終わりました。
なお、この動画はインドネシアのSNSで大きくバズり、同国のユーチューバー界隈では2匹目のドジョウを狙って多くの「〇時間何もしない」動画が制作されるようになりました。この辺りはどこの国でも事情は同じようです。
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