札幌の女子高生ニューウェーブテクノバンド「LAUSBUB」が話題に


80年代から2020年に降り立った現役女子高生軽音楽部のニューウェーブテクノバンドがネット上で話題になっています。詳細は以下から。

1月17日頃からツイッター上などで、札幌の市立札幌新川高校軽音部の女子高生2人によるnewwave、technopop、industrial grooveを詰め込んだバンドLAUSBUBが話題になっています。

ニューウェーブからテクノポップ、インダストリアルというとやはり80年代というイメージですが、実際に彼女らの楽曲からはその時代の影響が強く感じられます。このツイートにはYMOへのガチなリスペクトが溢れていますね。


もちろん当時から30年以上の日々が流れており、この時代を起点としたさまざまな音楽のエッセンスがあちこちに散りばめられているのを感じられるのも非常に興味深いところ。

メンバーのlawiocirさんが公開しているプレイリスト「My Best Albums & Singls 2020」の時代とジャンルの守備範囲の広さに悶絶する中高年電子音楽ファンも多そうです。

楽曲ではあの時代を感じさせるシンセらしさに満ちたサウンドづくりを特徴としているものの、決してそこにはとどまっておらず、細部へのこだわりっぷりもハンパではありません。

特に12月27日にリリースされたばかりのサードシングル「Telefon」のイントロからの流れは秀逸。


こちらは第4回全道高等学校軽音楽新人大会での映像配信の様子です。


また「LAUSBUB」のこれ以外の楽曲もSoundcludから聴くことができます。

加えて公式グッズも発売されています。「グッズの利益は全額LAUSBUBの制作資金となります」とされており、新たなシンセの購入などに充てられそうなので、よいと思った大人の皆様は大人買いでサポートしてみるのもいいかもしれません。「NEWWAVE POSTPUNK INDUSTRIAL TECHNO」シリーズなどは特にゴリゴリの好みが全開で最高です。


「LAUSBAB」が作っているのは、彼女らの親世代が生まれたかどうかという時代に始まった音楽ジャンルとなりますが、それを新しい世代がどのように料理していくことになるのか、これからが非常に楽しみなバンドです。

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