「Galaxy S20」「Xperia 1 II」「AQUOS R5G」など、昨年発売された10万円クラスのハイエンドスマホを上回る性能なのに、お値段は3分の1。
大金を支払ってスマホを買うのがバカバカしくなってしまう、Xiaomiの高性能すぎる格安スマホ「POCO F3」のレビューをお届けします。詳細は以下から。
こちらが「POCO F3」の外箱。ハイエンドモデルなだけあって、否応なしに期待が高まります。
箱を開けると「WELCOME TO THE POCO FAMILY THANK YOU FOR CHOOSING POCO!(POCOファミリーへようこそ、選んでくれてありがとう!)」と書かれたメッセージカードが入っていました。
中には保証書、クイックスタートガイド、セキュリティ情報、POCOステッカー、POCO F3本体、専用ケース、充電器、USB Type-Cケーブル、USB Type-C-イヤホン端子変換ケーブルが封入されていました。特に何か買い足す必要がない親切なパッケージです。
充電器はクアルコムのQuick Charge 3のほか、最大33Wの急速充電「Mi Turbo Charge」に対応。
それではさっそくPOCO F3本体をチェック。POCO F3はメーカー各社のフラッグシップスマホと肩を並べる、120Hzのぬるぬる表示に対応した6.67インチフルHD+(2400×1080)有機ELディスプレイを搭載しています。
加えて500万:1のコントラスト比、直射日光下でも視認性が落ちない最大1300nitの明るさ、より深い明暗差を表現できる「HDR10+」対応など、表示性能はかなり高め。写真も映像も美しく楽しむことができます。
リフレッシュレートは必要に応じて60Hz、120Hzを切り替え可能。
明るいところや暗いところのディテールを引き出す「AI HDR補正」や、映像をフレーム補間し120Hzのぬるぬる表示を最大限に引き出す「MEMC技術」など、映像を楽しむ機能も充実しています。
好みに合わせて色合いを細かく調整することもできます。
アプリの通知を画面が光ることで知らせる機能。有機ELの美麗表示を駆使したおしゃれな発光パターンを選ぶのも楽しそうです。
ガラスがあしらわれた高級感ある背面。バッテリー容量は一般的なスマホの1.5倍ほどとなる4520mAhです。
前述のMi Turbo Chargeによって、1時間足らずでフル充電できてしまいます。
消費電力を節約するバッテリーセーバー機能なども充実。スマホの使いすぎを防ぐため、設定時刻になると自動的に電源が切れる機能まであります。
背面カメラは4800万画素広角(F1.79)、800万画素超広角(119度、F2.2)、500万画素マクロ(F2.4、3~7cm)の3眼仕様。夜景モードを含む多彩なカメラモードはもちろん、2000万画素フロントカメラとAIを使った高品質な自撮りを楽しむこともできます。
右側面には電源、音量ボタン
左側面
底面にはSIMカードスロットとUSB Type-C端子、スピーカーがあります。
デュアルSIM対応で、スロットの裏表に1枚ずつnanoSIMカードを取り付けることができます。
特筆すべきが天面にもちゃんとしたスピーカーがあるステレオスピーカー仕様という点。美麗な有機ELディスプレイと立体音響技術「ドルビーアトモス」を駆使した臨場感あふれるド迫力サウンドと組み合わせれば、あらゆるコンテンツを情感たっぷりに楽しめます。
サウンドの設定も充実しており、コンテンツに合わせて「声の部分を引き立たせる」などドルビーアトモスの設定を変えられるほか、聴覚に応じたイヤホンの音量コントロールなどにも対応。
「グラフィックイコライザー」を使えば、ドルビーアトモスの設定を聴く音楽のジャンルに合わせることもできます。
実際に触ってみたところはこんな感じ。Galaxy S20などが採用したSnapdragon 865を上回る性能の「Snapdragon 870」を搭載したハイエンドスマホだけに、すいすいと動いてくれます。
ここからはPOCO F3の便利機能をクローズアップ。ただでさえ高性能なプロセッサを備えたPOCO F3ですが、「ゲームターボ」を使えばゲームをより快適にプレイできるようになります。
本体の発熱を抑えてWi-Fiの遅延を軽減し、タッチレスポンスを最大360Hzにまで引き上げるなど、さまざまな機能を総動員してゲームへの没入感を高めてくれるだけでなく、スマホ本体に液冷機構まで採用。ゲーマーを強く意識したつくりです。
もちろんゲームターボを適用するかどうかはゲームごとに設定できます。
さらに各種動画再生アプリにスクリーンショットなどのショートカットを付けることができる「ビデオツールボックス」や……
別のアプリを小さい画面で表示し続けられる「フローティングウィンドウ」などの便利機能も。
極めつけがこの「セカンド・スペース」。1台のスマホの中に2つのプロファイルを作ってしまえるので、スマホを2台持ちしているかのような使い方ができます。
他にもスピーカーに詰まったホコリをクリーニングできる機能やビデオ通話時の美顔機能など、作り込みが非常にユニークなPOCO F3。これだけの高い性能と充実の機能を、わずか7.8mmの薄いボディに詰め込んだ点も驚きです。
大きく見やすくきれいな有機ELディスプレイに立体音響による迫力のサウンド、最新の高性能プロセッサ、充実のカメラ、電池切れに悩まされない大容量バッテリー、ゲーマーにうれしい各種機能などなど、非常に高い完成度を実現したPOCO F3。
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