巻き取りiPhoneやGalaxy開発中、折りたたみスマホ以上の大画面を5倍に伸縮する技術で実現へ


大手スマホメーカーが次々と折りたたみ式のスマホを発表するなか、業界トップのSamsungやAppleは一足先に次のステージに進むようです。詳細は以下から。

実績あるリーク情報提供者、Revegnus氏の投稿によると、Samsungは伸縮性の高い有機ELディスプレイを巻き取って画面サイズを変えられる「巻き取りスマホ」を2025年にも発売するそうです。

同社の巻き取りスマホは「Galaxy Z Fold5」などに搭載されている画面下カメラを備え、「完全ベゼルレス(額縁無し)」のディスプレイになるとしています。

また、Appleも巻き取り式ディスプレイを搭載したデバイスの特許を出願しているほか、ディスプレイメーカーのLGと長期特許使用契約を締結したことが報じられており、開発中である可能性が高いとのこと。

今年5月に開催された技術博覧会「SID Display Week 2023」では、Samsungが高さ49mmから最大5倍の254mmまで伸縮するモデルを発表しており、こうした巻き取り式ディスプレイの技術がスマホにも多く活用されると推測されます。


折りたたみディスプレイでは避けられなかった「画面に折り目が付くことで視認性や使い勝手が損なわれる」といった弱点もなく、状況や画面サイズに合わせて自動で大きさを変えられるなど操作性や見やすさも向上しそうな巻き取りスマホ。

高コストや耐久性などが当面の課題となりそうなものの、SamsungとAppleが相次いで投入すれば、折りたたみスマホに次いでこれから数年で巻き取り式ディスプレイを備えたデバイスが一気に登場することになるかもしれません。

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