因果応報、万引きで取り調べられている間に車上荒らしに遭った男女



「情けは人のためならず」「因果応報」……よくも悪くも、自分の行いは自分に返ってくるといいますが、まさにそれを地でいくような事件です。とある男女が万引きの罪で取調べられている間に、自分たちの車が荒らされてしまったという珍事がありました。

アメリカの西部、ユタ州のオグデンのショッピングセンターで夕方5時ごろ、怪しい動きをしていた男女を警備員が引き止めました。事務所で詰問したところ2人は万引きをしていたことが判明。警官の立ち会いのもと盗んだものを没収し、2人は釈放されました。

ここまでならよくある話なのですが、問題はその後。警察官が立ち去ろうとすると、先ほどまで取り調べていた2人が駐車場から彼を呼んでいるのに気が付きました。なんと、2人の乗ってきたピックアップトラックが車上荒らしにあっていたのです。

容疑者のコリン・ヴァンホーテン(左)とエルドン・アレクサンダー。


2人が万引きしたのは化粧品やお菓子など合わせて25ドル(約2000円)ほどの商品。しかし、車上荒らしはトラックからカーステレオやドラムマシーン、タバコなどしめて60ドル(約4700円)相当の物を盗んでいきました。

夕方とはいえ周囲は明るく人通りもそれなりにあり、普段そのショッピングセンターで車上荒らしが発生することはほとんど無いとのこと。警察官は「彼らはアンラッキーだった」とコメントしていますが、やはり因果が巡り巡った上での結果なのでしょうか。悪いことはできないものですね。

犯行のあったショッピングセンターの監視カメラの動画を含むニュース映像はこちらから。


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