2月29日は4年に一度だけ訪れる記念すべきニンニクの日。この日ばかりは口臭など気にすることなくおもいっきりニンニクを食べたいもの。そこでニンニクメニューの極北と呼ばれるお手軽料理、ニンニク爆弾を自作してみました。
ニンニク爆弾は時折居酒屋などでも見かけますが、半分に切ったニンニクを丸ごと揚げた豪快でストレートな料理。美味しいものは中身がトロリとクリームのように柔らかく、ニンニクの旨みが口の中に広がります。
やはり匂いが気になってなかなか作る機会はありませんが、やってみると実にシンプル。休みの前の日の晩酌にはもってこいです。おまけにガーリックオイルも作れるので一石二鳥です。
■材料
・ニンニク 一球
・油(オリーブオイル、サラダオイルなど) 400ml程度(鍋の大きさによる)
・粗塩 ひとつまみ
・パセリなどハーブ類 お好みで
まずニンニクを丸々一球準備します。
これを横半分にバッサリと切断。
鍋に入れてひたひたになるまで油を注ぎます。今回はオリーブオイルを使用。小ぶりな鍋の方が油の量が少なくて済みます。ガーリックオイルをたくさん作りたい人は大きめな鍋で。
火を付けて最初は弱めの中火で油を温め始めます。そして小さな泡が出始めたらすぐに弱火に。油を温めすぎてはいけません。
泡がニンニクの周りからプツプツと続けて立つようになったら最弱火に。
時折ひっくり返しながら温めます。70度以下に抑えるのが理想。温度が上がりすぎているように感じたら一度火を止め、様子を見てまた最弱火で温めます。
20分ほどでいい香りが立ち込め、ニンニクが色づき始めます。ニンニクの大きさや新鮮さによって時間は変わりますが、30~40分程度で完成。
キッチンペーパーでしっかり油を落とします。
最後に粗塩と、お好みでハーブを振りかけて完成。ホクホクの揚げたてをお好みのお酒と一緒に楽しんじゃって下さい。個人的にはキリリと冷えた日本酒が最高です。もちろんビールやワインでも間違いなしです。
残ったオイルは冷ました後、ビンなどに詰めておけば何にでも使える超便利な自家製ガーリックオイルになります。焼きそばや炒飯、炒めもの全般にパスタなどはもちろん、ドレッシングに使ってもいいですし、パンに塗って焼けば簡単にブルスケッタも作れます。某もこみち氏がオリーブオイルを使用するようなシチュエーション全般で代用してみて下さい。
最後に注意事項。翌日お仕事のある人は食べないで下さい。上司も同僚もお客様も満員電車で不運にも隣に乗り合わせた誰かも強烈な口臭の餌食になります。そしてカップルで食べる場合、必ずふたりとも食べること。でないと食べなかった方がその晩ひどい目にあってお楽しみどころじゃなくなります。ちなみに臭くなるのは口だけ。部屋の中は逆に食欲をMAXまで増進させる芳ばしい香りに包まれるため、ダイエット中の紳士淑女の皆様は別の意味でも注意です。
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