大晦日に秋田県男鹿市と三種町、潟上市の一部で行われ、国の重要無形民俗文化財にも指定されている伝統的な民俗行事「なまはげ」。
「悪い子はいねがー!」などという声と共に家を訪れるなまはげを恐れた子どもが号泣する様子などをテレビで見たことがある人も少なくないかと思われますが、なまはげの求人が行われていることが明らかになりました。
ハローワークインターネットサービス - 求人情報詳細
ハローワークインターネットサービスによると、秋田県男鹿市の「社団法人 男鹿市観光協会」がフルタイムでなまはげのなり手を募集しています。
これは東日本大震災を受けた「震災等緊急雇用対応事業」の一環で、応募資格は中卒以上、パソコン(Excel、Word)ができて普通自動車免許を所持している男鹿市在住者であることが条件。
主な仕事内容は県内外での観光キャンペ―ンへの参加による男鹿市のPR活動や、「なまはげ」になって県内外での観光PRを行うこととされています。
「パソコンを使うなまはげ」という光景はなにやらシュールな気がしますが、なまはげにならない日はデスクワークなどを担当するのでしょうか……?
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