第3のモバイルOS「Ubuntu Phone」が世界進出へ、iPhoneやAndroidに対抗



世界トップシェアのAndroidやユーザーからの信頼が厚く、確固たる地位を築いているiOSに対抗する「第3のOS」こと「Ubuntu Phone」が世界進出することになりました。

Canonical announces first partners to ship Ubuntu phones around the globe | Insights

LinuxベースのOS「Ubuntu」を開発しているCanonicalのプレスリリースによると、同社はスペインのマルチメディアメーカー「bq」および中国のモバイル機器メーカー「Meizu」と契約し、同OSを採用したスマートフォンを世界規模で展開することを決定したそうです。

すでにモバイル向けUbuntuに対してはオンデマンド音楽ストリーミングサイトとファンのためのオープンプラットフォーム「Grooveshark」をはじめ、「8tracks」「Spinlet」といった各種音楽サービスに加え、ヨーロッパで最も注目されているニュースチャンネル「Euronews」などもコンテンツを提供することを決定。

さらにマルチメディアプレーヤー「VLC」やオープンソースマップ「Mapbox」、天気予報サービスといったスマートフォンに欠かせないサービスも提供されることが決定しており、今回の端末メーカーとの契約締結によって、ようやく世界市場にこぎつけることになります。

なお、Canonicalは昨年、UbuntuとAndroidのデュアルブートに対応し、マルチコアプロセッサや4GB RAMなどを備えた超ハイスペックなスマートフォン「Ubuntu Edge」の開発を計画し、必要となる資金3200万ドルをクラウドファンディングで募集していましたが、予定していた期間内に集まらずに頓挫していました。


Windows Phone、Firefox OS、Tizen、Ubuntuと「第3のOS」の地位を狙うモバイルOSは数多くある中、ようやくWindows Phoneが頭1つ抜けたものの、まだまだ先行するプラットフォームに対して存在感を発揮できていない感がある昨今ですが、新興国市場などを積極的に開拓することで巻き返しを図り、スマートフォン業界の勢力図を塗り替えるような存在が生まれるのかに注目が集まりそうです。

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