夜景に強い「AQUOS Phone SERIE mini SHL24」のカメラを「Xperia Z1」「G Flex LGL23」と比較してみた

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コンパクトな筐体にフルスペックを詰め込んだ狭額縁スマートフォン「AQUOS Phone SERIE mini SHL24」をKDDIが2014年春モデルとして本日発売しますが、同モデルの強みは夜景を綺麗に撮れる「Night Catch」機能。

そこでさっそくソニーの各部門が一体となって開発した「Xperia Z1」などとカメラの画質を比較してみました。ソフトバンク向けの兄弟機「AQUOS Phone Xx mini 303SH」購入を検討しているユーザーも要チェックです。詳細は以下から。



◆比較に用いたスマートフォンは3機種
今回比較に用いたスマートフォンは「AQUOS Phone SERIE mini SHL24」「G Flex LGL23」「Xperia Z1 SOL23」の3機種。搭載しているカメラの仕様・特徴は以下となります。


・AQUOS PHONE SERIE mini SHL24
従来比1.6倍のシャッター速度でブレが少ない写真が撮れるF値1.9の「BrightEye」と、複数枚(6枚)撮影して得られた情報からノイズを除去、明るさを調整することでベストな1枚を作れる「Night Catch」対応の1310万画素カメラを搭載。


・G Flex LGL23
9点のマルチポイントAFに対応した裏面照射型CMOS採用の1320万画素カメラを搭載。同じ画素数のカメラを採用した冬モデルisaiが夜景撮影で善戦していましたが、G Flexのカメラはなんと4K(3940×2160)サイズの動画撮影も可能です。


・Xperia Z1 SOL23
1/2.3インチ・2070万画素「Exmor RS」、F値2.0・27mm広角の「Gレンズ」、画像処理エンジン「モバイルBIONZ」など、ソニーのカメラ技術を結集。3倍ズームでも画質が落ちない「全画素高解像ズーム」やシャッターを押す前後1秒間、計61枚を撮影できる「タイムシフト連写」機能を搭載しています。

気が向いたままに撮れる「おまかせプレミアムオート」に加えてマニュアル撮影も可能で、ドコモ版の「Xperia Z1 SO-01F」や「Xperia Z1f SO-02F」のカメラも同じ仕様です。


◆さっそく夜景を撮影してみた
上記のスマートフォンを持って、実際に都内の夜景を撮影してみました。カメラの設定には手を加えず、フラッシュは炊かない状態で撮影しているため、それぞれの機種の実力が分かりやすくなっています。

まずは人通りが多く、夜でもネオンで明るい新宿で撮影。左上からAQUOS Phone SERIE mini、Xperia Z1、G Flexの順番となっています。



路地裏にあったオシャレなパンツの専門店



歌舞伎町のドン・キホーテ新宿東口本店



夜の街にも足を踏み入れてみました



そして上野駅



ペデストリアンデッキから見える風景。「お部屋探し!!」というネオンと、隣にある「男ビデオ」という謎の看板を見比べてみると、カメラごとの特性が分かりやすいかもしれません。



下を走る車をフルHDムービーで撮影してみました。G Flexのみ4K画質のため、自分の利用している端末が4Kコンテンツの再生に耐えられるのかをチェックしてみるのも面白いかもしれません。


そしてカメラの実力差が最も顕著に出る、上野恩賜公園にある不忍池の風景。手前にいる人々や池の向こうに見える建物がどう見えるかをよくよく見比べてみて下さい。



暗がりの中で撮影したムービーはこんな感じ。こちらも各機種の本当の実力が分かります。


さらに撮影中、気になったのがカメラの追従性。手ブレに対してどれだけ追従できるかを試してみたところ、AQUOS Phone SERIE miniとG Flexの間に驚くほど差があることが分かりました。

「AQUOS Phone SERIE mini SHL24」と「G Flex LGL23」のカメラ比較、手ブレに強いのは? - YouTube


ちなみにAQUOS Phone SERIE miniとXperia Z1を比べてみるとこんな感じ。どちらもブレに強いところは変わりませんが、ネオンサインなどで白飛びしない分、Xperia Z1に分があることが分かります。

手ブレに強い「AQUOS Phone SERIE mini SHL24」と「Xperia Z1 SOL23」 - YouTube


◆各機種の画質比較まとめ
・AQUOS Phone SERIE mini SHL24
冬モデルとしてリリースされた「AQUOS Phone SERIE mini SHL23」の試作機で撮影を行った際は、カメラのチューニングが不完全だったのか「ネオンサインがある場所で撮影すると何もかもがひたすら白飛びする」といった事態を引き起こしていましたが、今回は大きく改善。

明るいところでの白飛びが抑えられ、一方で「Night Catch」が生きることで、暗がりでも満天の星空のような明るさで撮影できるようになっています。

しかし3機種の中では最も白飛びする傾向にあり、不忍池のような暗がりでも明るく撮れこそすれ、ディテールの甘さが際立っていたため、まだ改良の余地はあると思われます。白飛び対策として露出を抑えめに撮影するなどの工夫さえ身に着ければ、ある程度使いこなせるようになるかもしれません。

・G Flex LGL23
ネオンサインと暗がりが混在するようなロケーションでは、他の2機種と比べて全体的な明るさが抑えめに写るものの、代わりに白飛びなどは少なく、Xperia Z1ほどではありませんが、暗がりでもそれなりにディテールを保った写真を撮れます。

これはほぼ同じスペックのカメラを備えた「isai LGL22」でもみられた傾向で、初心者でもカメラの特性にあまり悩まされることなく撮影できる点はグッド。手ブレ補正に弱点があるとはいえ、ファブレットやタブレットにみられがちな「カメラの画質が今ひとつ」というケースには当てはまらないと思われます。

・Xperia Z1
ソニーのカメラ技術を惜しみなく投入したというだけあって、まさに圧倒的なバランスの良さ。明るいところや暗いところにとどまらず、明暗のコントラストが激しいところでも、いずれかを犠牲にすることなく撮影できています。

なお、2013年夏モデルで最もバランス良く撮影できていた「Xperia UL(Xperia Zのau向け派生モデル)」と比較してもその差は歴然。状況に応じて最適な撮影モードを自動選択する機能「プレミアムおまかせオート」と相まって、ビギナーでも手軽にキレイな写真が撮れる、非常に優秀なカメラであることは間違いありません。

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