互換性の無いPS3ソフトをPS4やPS Vitaで定額プレイ可能、「PlayStation Now」の詳細が明らかに


アーキテクチャの違いからPS4とPS3の間に直接の互換性はありませんでしたが、ついにPS4でのプレイが実現します。

ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレスリリースによると、同社は7月31日からアメリカならびにカナダのPS4ユーザー向けに、クラウド技術を活用したストリーミングゲームサービス「PlayStation Now」のオープンベータテストを開始するそうです。

「PlayStation Now」はPS3タイトルを各種デバイスでプレイできるようにするというもので、オープンベータサービスの開始時点では、数多くのソフトウェアメーカー各社様およびSCEワールドワイド・スタジオから100本以上のタイトルが提供予定。

また、PS4だけでなく9月からPS3ユーザー、秋にはPS Vita、2014年中にPlayStation TV(日本ではPS Vita TV)向けにも対象を拡大する予定で、アメリカで2014中に発売されるPS Now対応液晶テレビ「BRAVIA」を購入すれば、専用コントローラー「DUALSHOCK3」だけでプレイできるとされています。

なお、気になる料金ですが、短時間で気軽にゲームを楽しみたいユーザーに対しては2.99ドルからレンタルすることが可能で、ほぼ全てのタイトルが2.99USドルから19.99USドル。さらに定額制でのサービス提供や、日本・ヨーロッパへのサービス提供に向けた準備も進められています。

・関連記事
白いPS4や独占タイトル多数、DUALSHOCKだけでPS3ソフトを遊べるPlayStation Nowなどをソニーが発表 | BUZZAP!(バザップ!)
//buzzap.jp/news/20140610-e3-2014-sony/

PS4の製造コスト判明、なんと本体販売だけで利益を出すことが可能に | BUZZAP!(バザップ!)

ソニーがPS4向けHMD「Project Morpheus」発表、被るだけでゲームを操作可能に | BUZZAP!(バザップ!)

ついにPS4が「nasne(ナスネ)」に対応、専用アプリ「torne PS4」を期間限定で無料配信へ | BUZZAP!(バザップ!)

ついにPSPが出荷完了、10年の歴史に幕 | BUZZAP!(バザップ!)