「ドコモ光」正式発表、ついにNTTドコモとフレッツ光のセット割解禁



ついにNTTドコモの携帯電話回線とNTT東西の光ファイバーを組み合わせた新サービス「ドコモ光」が正式発表されました。

決算説明会で配布された資料によるとドコモ光は2015年2月スタート予定。


最大1Gbpsの光ファイバーとドコモ回線を組み合わせた「ドコモ光パック」では、ISPを選択可能。


ドコモの新料金プランと組み合わせ、携帯電話、光ファイバ-、ISPをまとめて提供する「光シェアパック30」「光シェアパック20」「光シェアパック10」などが提供され、上位のプランほどリーズナブルになります。


◆質疑応答
時事通信橋本:
iPhone 6はMNP純増に貢献した?SIMロック解除の影響は?

加藤社長:
iPhone 6はまだ発売1ヶ月なので詳しい状況は分析できていませんが、他社の古いiPhoneを利用しているユーザーが流入している。好調に推移していると感じている。改善傾向は緩やかに続いている。

SIMロック解除の議論が進行しているが、私どもはSIMロック解除のガイドラインに従い、対応してきているところ。端末価格との関係については慎重に検討し、見極めていきたい。

日経新聞奥平:
MNPは第1四半期と比べると横ばいな印象で、通年でプラマイゼロに持っていく方針であることを述べていたが、今はどうなのか。

加藤社長:
対前年については改善が続いてる。8~9月はiPhoneによる買い控えがあった。まだ10月は分からないが、8~9月よりはいい傾向。

日経新聞奥平:
1200億円見通しを引き下げたが、旧プランどうして残さなかった?1位のおごりがあったのではないか。

加藤社長:
新料金プランの減収影響が早めに出たのが事実。6月に400万を超えるユーザーが移行したのは想定外。1位のおごりがあったがはっきり言って今は3位、ドベ。筋肉質な会社を目指して社員一丸でやっていきたい。

毎日新聞横山:
現状のSIMロック解除はiPhoneが非対応だが、どうするのか。ドコモ光の割引額はKDDIなどと同額と考えればいいのか。

加藤社長:
まずドコモ光ですが、シェアパックやデータパックとのセット。上位プランほど利用料金は安くなる。auさんの構造とは多少違う。

NHK関:
ドコモ光サービス導入のねらいは?

加藤社長:
ICTのブロードバンド環境を一手にお届けできる部分がメリットであると考えています。ワンストップでドコモと話をすれば環境が整うようにしたい。

フリー石川:
他社は「透明性が無い」と批判しているが、どう考えているのか。割引原資はドコモが負担?

加藤社長:
光卸は光ファイバーを公平に提供するサービスととらえている。お客さまが選択される幅が増えて、工夫がこらされていく、色んな可能性を生んでくるのではないか。割引原資については、すべてドコモの中でやります。

朝日新聞:
ドコモ光はどのようなサービス?

加藤社長:
今日は概要を申し上げるだけ。早くユーザーの疑問に答えていきたい。サービスについては戦略があるので、少しお時間をいただければ。

日経BP 榊原:
ドコモ光の「多様なISP」というのは?

加藤社長:
ドコモ光のISP部分は基本的にドコモが提供することを考えているが、ISPさんとコラボすることでユーザーが今使っているISPをできるだけそのまま使えるようにしようと思っている。

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