3月20日に総務省が人気キャラクターの「鷹の爪団」とコラボした「選挙はマナーだ!」キャンペーンを開始していたのですが、統一地方選後半戦を迎えてそのキレの良さがネットで大きな話題になっています。
総務省×鷹の爪団 「選挙はマナーだ!」キャンペーンは今年の3月20日から始まった、若者を中心とした幅広い世代の政治や選挙への関心を高めることを目指した、いわゆる投票推進キャンペーン。「選挙はマナーだ!投票してなきゃ、カッコわるいぜ!」をキャッチコピーに
開始当初も話題になりましたが、総務省のFacebookページにアップされた、東京大学ブランドデザインスタジオでの「投票をカッコ良くする100のアイデア」という同キャンペーンのワークショップに参加した若者のアイディアから生まれたメッセージスタンプを4月22日に森たかゆき中野区議がツイッター上で紹介したところ、1日で1万リツイートを超える大反響となりました。
総務省公式、なかなか攻めるじゃないか… pic.twitter.com/f6jDuamnD1
— 森たかゆき 中野区議会議員 (@moritakayuki) 2015, 4月 22
「若者が選挙に行かなくちゃこの国はオジさんが占拠(選挙)しちゃうぞ!」というメッセージと共に鷹の爪団のリーダーである「総統」と呼ばれるキャラクターが載せられています。総統というとヒトラーを思い浮かべる人も多いかと思いますが、彼の本名が元首相にそっくりの「小泉鈍一郎」という辺りまで含めて非常にエッジが効いています。
若者が選挙に行かないとどれだけヤバイのかが一目で分かるシンプルなデータ | BUZZAP!(バザップ!)
それ以外のメッセージスタンプも「面倒だからって行かないと、後で面倒なことになっちゃうぞ」「周りを変えたきゃ、まずお前が変われ!」など、ストレートながらまさにその通りというメッセージが込められています。
総務省 - 【スタンプ掲載(1/2)】 「投票をカッコ良くする100のアイデア」というワークショップで、...
総務省 - 【スタンプ掲載(2/2)】 「投票をカッコ良くする100のアイデア」というワークショップで、...
せっかくのキラーコンテンツながら総務省のFacebookページの存在を知らないとアクセスできないというのは非常に残念なところではあります。
また、こちらがキャンペーンの動画。明るい選挙のイメージキャラクター「選挙のめいすい(明推)くん」とのコラボとなっており、雰囲気はもちろんいつもの調子ながら言っていることは完全にまとも。しかしその上でキワキワに攻めまくっているのはさすが。今週末の統一地方選後半戦に向けて、まだ投票に行くのを面倒に思っている人にこそぜひ1度見ていただきたい内容となっています。
知事戦、道府県議選、政令市議選も軒並み過去最低の平均投票率を更新することとなった統一地方選前半戦。後半戦で多少は選挙への関心を盛り返すことができるのでしょうか?
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