タマキフジエのデザインした東京都観光ボランティアのユニフォームがあり得ないほど酷い上に普段の作風と違いすぎると話題に
昨日発表された東京オリンピック・パラリンピックに向けた東京都観光ボランティアのユニフォームがありえないダサさであると驚きを持って受け止められています。しかもデザインしたタマキフジエのこれまでの作風とは全く違うものでした。
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東京都が2020年の東京オリンピック・パラリンピックにむけて開始した「街なか観光案内」。これは観光ボランティア活動を通じて外国人旅行者に東京の魅力を紹介する企画で、新宿や浅草など10地域で開催される予定。
5月29日に行われた舛添知事の定例記者会見では「タマキ フジエ(TAMAKI FUJIE)」のデザイナー藤江珠希さんがデザインしたユニフォームが初披露されたのですが、このデザインが「いくらなんでもちょっとないんじゃないか」とネット上で酷評されています。どんなユニフォームかは以下の写真をご覧ください。
舛添知事は「色々なデザインを出してもらい、分かりやすいということからこのユニフォームを選びました」としていますが、正直どこからどう突っ込んでいいのか悩むレベルです。もしかして…帽子の白地に赤丸は日の丸をモチーフにしているのでしょうか。
誤解のないように付け加えておくと、タマキフジエの普段の作風はヴィヴィッドな色彩や柄を時に大胆に取り入れた、時にシックな中にもカラフルさが溢れるものが多く、今回のユニフォームのデザインと同一人物とは到底思えない素晴らしいもの。画像検索するとその違いが非常によく分かります。
このあまりの落差から、ネット上では「デザインの過程で東京都の役人からあり得ないような注文をいくつも押し付けられ続けた成れの果てなのではないか」などと、ユニフォーム完成までの苦渋に満ちた紆余曲折を推測する人も多数。
デザイナーに限らず「クライアントからの無理難題」は他人事ではないという人も少なくないのではないでしょうか。それにしても選考過程に東京都民の「民意」が反映されるタイミングがなかったのは残念という他ありません。
タマキ フジエが東京都観光ボランティアのユニフォームをデザイン Fashionsnap.com
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