転がることも歩くこともできるロボットを千葉工業大学が開発しました。詳細は以下から。
千葉工業大学が開発した「QRoSS」は転がり移動と四足歩行を切り替えながら移動のできる球形ロボット。籠状の球体の外郭を持っており、その隙間から脚部を出して移動することが可能です。
外郭部分はショックを吸収することができるのみならず、ガンダムのハロのように球状の状態で転がり移動をすることも可能。また脚部は上下どちらからも出して歩くことができ、起き上がれなくなることもなさそうです。
千葉工業大学によるとこのQROSSは災害救助の際に使われることを想定しており、人間のオペレーターが被災地に進入することによって発生し得る二次災害を防ぐことにも繋がるということ。使い方はこんな感じ。
このロボットは今年の9月末からドイツのハンブルグで開催されたIROSで発表されたもの。最新型のQRoSS-IIは球状の外郭の直径が29cm、重さは約2.5kgとなっています。実際動いている動画は以下から。
Quadruped Walking Robot With Spherical Shell - YouTube
地震後の余震や洪水後の土砂崩れなど、大災害の被災地が危険なケースはいくらでも存在しています。この球状ロボットの機動力が被災者の探索や救助に大きな役割を発揮する場面も多そうです。
Tossable spherical robot transforms into insectoid robot with legs! Boing Boing
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