格安スマホ購入時の参考に、携帯各社のLTEバンド(周波数帯)まとめ


ドコモやauの回線を安く利用できる「格安SIM」や、HuaweiやASUS、Acerなどの中国・台湾メーカーが相次いでリーズナブルなスマホを発売したことで、盛り上がりを見せつつある格安スマホ。

しかし中には日本の携帯電話会社が通信サービスを提供している周波数帯(バンド)に対応しておらず、利用できるエリアが狭いモデルもあるため、各社のバンドをまとめてみました。詳細は以下から。

◆日本で利用されているバンドは?
まだ割り当てられたばかりで、運用方法が固まっていないBand 42(3.5GHz)を除くと、日本の携帯電話会社はBand 1/3/8/11/18/19/21/26/28/41で通信サービスを提供しています。つまり、これらのバンドに当てはまらないスマホはそもそも使えません。

そして各社ごとの割り当て、運用状況はこんな感じ。ソフトバンクのBand 11のように、「割り当てられているもののLTEサービスに利用されていないバンド」は除外してあります。

・NTTドコモ
Band 1(2.1GHz)、Band 3(1.7GHz、東名阪のみ)、Band 19(800MHz)、Band 21(1.5GHz)、Band 26(850MHz、バンド19内包)、Band 28(700MHz)

・KDDI(au)
Band 1(2.1GHz)、Band 11(1.5GHz)、Band 18(800MHz)、Band 26(850MHz、バンド18を内包)、Band 28(700MHz)、Band 41(2.5GHz、WiMAX 2+)

・ソフトバンク(ワイモバイル含む)
Band 1(2.1GHz)、Band 3(1.7GHz)、Band 8(900MHz)、Band 28(700MHz)、Band 41(2.5GHz、AXGP)

◆注目すべきは各社のプラチナバンド
ざっくりとまとめてみましたが、ユーザーが最も気にすべき部分は、建物の中や地下でもつながりやすい「プラチナバンドに対応しているかどうか」という点。

ドコモならBand 19ないし26、auならBand 18ないし26、ソフトバンクならBand 8に対応しているスマホでないと、エリアが狭く、快適に使えない場合があると考えて問題ありません。

なお、エリアにこだわらないのであれば、携帯3社が通信サービスを提供しているBand 1に対応しているモデルを選びさえすれば、途中で携帯電話会社を乗り換えても、そのままスマホを使い続けることができます。

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