ふたりだけで大空を独占できる「全面ガラス張りドーム」の座席付き旅客機が開発される
飛行機の狭い窓から空を眺めるのでは飽きたらない富裕層にぴったりの体験のできる航空機が開発されています。詳細は以下から。
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以前BUZZAP!では壁一面を超薄型で超軽量のフレキシブルな有機LDディスプレイで覆う旅客機のコンセプトを紹介しましたが、こちらは画面ではなく本当に全面ガラス張りドームで大空を楽しめてしまう旅客機です。
Windspeed社が開発しているのはSkydeckと呼ばれるファーストクラス用の特別シート。旅客機の2席のシートがエレベーターでせり上がり、機体の上部に取り付けられた全面ガラス張りのドームの中から大空を独占して楽しむことができるというもの。
このドームは機体の他の部分と同程度の耐久性を持っているため安全で、過酷な気象条件やバードストライクなどの突発的な事故でも壊れることがないとのこと。
紹介動画にはエレベーター版と階段版の2種類があり、どちらが実際に採用されるのか、別物として両方のバージョンが作られるのかは現時点では不明です。
Aircraft SkyDeck (Option 1) – Windspeed Technologies – YouTube
Aircraft SkyDeck Option 2 – Windspeed Technologies – YouTube
富裕層が独占的にふたりだけで高度1万mの大空の景色を楽しめるようになるのか、それともファーストクラスの利用客が展望台的に手軽に利用できるようにするのかなど、いろいろなバリエーションが考えられそうです。
遮るもののない真っ青な空や雲海からの日の出、満天の星空を最愛の人にプレゼントするという思いっきりキザな真似もお金さえあれば簡単に実現できることになります。しかし乱気流の中で一面の雷に揉まれるのはまだしも、ドームに鳥がぶつかって潰れる様子はちょっと食欲が減退しそうですね。
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