Facebookがユーザー同士で簡単に売買できるフリマ機能「Marketplace」を実装、日本でも今後導入へ

フリマ機能がFacebookに実装されることになりました。詳細は以下から。


メルカリ、フリル、ラクマなど、個人間でフリマ感覚で気軽に売り買いのできるスマホアプリが全盛となっていますが、なんとFacebookがここに殴り込みを掛けることになりました。

フリマ機能の名前は「Marketplace」。Facebookユーザー同士ならこの機能を使って直接売買をすることが可能となります。ユーザーは出品されているアイテムを探したり、売りたいアイテムの画像を投稿して販売リストを作成できたりします。

出品されているアイテムはフィルター機能で家具や電化製品、アパレルなどのカテゴリや、地域、価格などで選別して選ぶことが可能。近所で欲しい家具などを探すのにも、世界中からマニアックな逸品を見つけ出すのにも使えそうです。

Marketplaceが最初にローンチされるのはアメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドで、スマホアプリからのみとなります。以後他の国でも順次サービスが開始され、デスクトップ版でも使えるようになるとのこと。

動画でのイメージは以下の通り。

Facebook Marketplaceさんの投稿 2016年9月29日

最新の情報では月間アクティブユーザーが世界で17億1200万人にも上るFacebook。インドよりも中国よりも人口が多く、全員がオンラインで接続されているこの巨大な市場がフリーマーケットを常時開催することは、国や地域によっては小売りや流通の仕組みに少なからず影響を与えることになりそうです。

ただし、「友達」ではないFacebookのユーザー同士が実際に顔を合わせるケースが増える可能性もあり、セキュリティや個人情報保護の観点から気をつけなければならないポイントも少なくなさそう。これまでのフリマアプリのようにしっかりと対策が取られていればいいのですが、最初は様子を見るしかなさそうです。

Introducing Marketplace_ Buy and Sell with Your Local Community _ Facebook Newsroom

藤岡 薫
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