6年ぶりの最新作「桃太郎電鉄2017 立ち上がれ日本!!」がキャラデザ大幅刷新、長年親しんだファン落胆の事態に
制作者のさくまあきら氏とコナミの対立が顕在化し、「コナミが握りつぶした」として2015年6月にシリーズ正式終了が告知される事態にまで発展した「桃太郎電鉄」シリーズ。
さくま氏の強硬手段によって話が進んだのか、コンシューマー機としては実に6年ぶりの最新作となるニンテンドー3DSソフト「桃太郎電鉄2017 立ち上がれ日本!!」の発売が決定し、ファン感涙の展開かと思いきや、なんだかおかしなことになっています。詳細は以下から。
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◆コレジャナイ感満載、とにかくデザインに統一感が無い最新作
これが任天堂が本日公開した「桃太郎電鉄2017 立ち上がれ日本!!」公式ページ。桃太郎以外のメインキャラクター、夜叉姫はやや萌えを意識した今風のデザインにアレンジされ、浦島太郎、金太郎(いずれも桃太郎右横)は、思わず「誰だよ」とツッコミが入るほど地味になりました。
桃太郎電鉄2017 立ち上がれ日本!! | ニンテンドー3DS | 任天堂
ゲームのコンセプトは今まで通り、「日本全国を巡って物件を買い集めながら日本一の社長を目指す」というもの。
流れも基本的には同じ。桃太郎のお供、イヌ・サル・キジはこんなデザインだったでしょうか……?
キングボンビーのデザインも刷新。「ドラクエ10のイベントボス」と言われても違和感がない、鳥山明インスパイアな感じになってしまいました。
ゲーム中にはイベントキャラとして戦国武将なども続々登場するとのこと。しかしとにかくデザインに統一感がありません……
◆今までの桃太郎シリーズのイラストと比べてみよう
なお、コナミ公式サイトでの各キャラクターのデザインはこんな感じ。土居孝幸氏によるお供や金太郎、浦島太郎、夜叉姫のデザインを懐かしくさえ思えてきます。
1987年のファミコン用ソフト「桃太郎伝説」以来、桃太郎電鉄や桃太郎活劇などのスピンオフ作品が発売され、2017年にシリーズ30周年を迎える「桃太郎」シリーズ。多くの人に親しまれてきた絵柄で楽しむことは、もうできないのでしょうか。
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